SCAPA スキャパ8年 80年代 GM蒸留所ラベル 扁平瓶
- 商品コード:
-
124-5-2
- 商品概要:
- 1980年代英国流通、GM扁平瓶、蒸留所ラベル。蒸留所ラベルは蒸留所の公認を得た準公式オフィシャルボトル。英国流通品。スキャパはハイランドパークの西約3kmにあるオークニー島の蒸留所。Unpeated Maltを100%使ってウイスキーを製造。ブレンドウイスキー・バランタイン17年の重要な構成要素。
- 蒸留所/ブランド:
- Scapa(スキャパ)
- 関連カテゴリ:
-
アーカイブ 保管庫 (売切)
ポイント:
0
Pt
SCAPA スキャパ蒸留所
スキャパの特徴は、ノンピート麦芽を100%使用していることと、初留釜にローモンドスティルを使用していることです。
ローモンド式蒸留器はロッホローモンド蒸留所でも使用されていますが、スキャパのローモンド式蒸留器には中に精留板が設置されていない独自の蒸留器です。ローモンド式蒸留器で蒸留したスピリッツは概してオイリーな酒質となります。
仕込水は、蒸留所周辺の泉を使用。中硬水。
※ 硬水は鉄やマンガンなどが着色などの悪影響を及ぼすため醸造には不向きとされ、多くの蒸留所では軟水を使っている。しかし、カルシウム、マグネシウム、亜鉛などはウイスキー酵母の増殖に必須なミネラルであり、また、カルシウムは酵素のはたらきにも影響するので、水の硬度だけでは、ウイスキー製造用の仕込水としての適性を判断できない。
スキャパは、ハイランドパーク、グレンリベット、ストラスアイラ、オーバン、グレンモーレンジと並んで、中硬水を使って銘酒が造られることを証明する代表的な一例。
※ 中硬水は、WHO(世界保健機構)の水質ガイドラインでは、硬度60度までを軟水、120度までを中硬水(中程度の軟水)、180度までを硬水としています。それ以上の場合は、高硬水としています。
硬度は水に含まれるカルシウムとマグネシウムの量で計算します。
硬度=(カルシウム量×2.5)+(マグネシウム量×4.1)
硬度1度=1mg/1リットル。1リットルの水に、(カルシウム量×2.5)+(マグネシウム量×4.1)=1mgの場合、硬度1とします。
例えば、1リットル中に、カルシウム20mg、マグネシウム13mgがあったとすると、硬度=(20×2.5)+(13×4.1)=103.3となり、61度以上で、120度までですので、「中硬水」ということになります。
Gordon & Macphail ゴードン&マクファイル社
1895年創業、100年以上の歴史がありシングルモルトウイスキーの市場が誕生する前から、シングルモルトをボトリングしていたパイオニアである老舗ゴードン&マクファイル社。
蒸留所から樽原酒を購入してそのまま瓶詰めして販売するのではなく、自社で選定し用意した良質な樽に原酒を詰め換え、自社の熟成庫でクオリティーコントロールを行うという、最良の熟成をボトラー(瓶詰業者)が行うというプライドが感じられる業界トップ瓶詰業者です。1993年には閉鎖されていたベンロマック蒸留所を買収し、同社史上初めて、蒸留所オーナーとなっています。
GM社が各蒸留所との永く深い関係から蒸留所による公認で生まれたオリジナル・ラベルのボトルで、その品質の高さは、1970年代から多くのウイスキー愛飲家をうならせてきました。
1895年 James Gordon (Jas. Gordon)と John Alexander MacPhail により食料品小売店として創業
創業時の店の基本的な方針は「顧客に好まれる価格で優れた商品を提供すること」 「顧客に最大限の満足を与えること」
John Urquhart が15歳で最初の従業員の一人となる。樽の選定とモルトウイスキーのバッティングに才能を発揮。
店舗で販売していたスペインのシェリー樽にモートラックなどの近隣の蒸留所のニュースピリッツを詰めて熟成することを始める。
1915年 創業者のJohn Alexander MacPhailが引退し、その2週間後にもう一人の創業者である James Gordon が急死し、John Urquhartが経営を継承する。
以来、今日まで、The Urquhart Family ウルクハート家が家族経営を継続している。