タムデュ TAMDHU 4本セット
◆ 輸入元スリーリバーズの案内
タムデュー蒸留所のオフィシャルボトルの日本市場限定、スリーリバーズ向けシングルカスクを日本の皆様にご紹介致します。 タムデュー蒸留所は1897年に設立されました。設立当初からスペインから高品質のシェリー樽を調達してシェリー樽100%熟成を行い、設備の近代化と生産能力の増強を図りながら、1970年代のウイスキーブームに乗じて生産量を増大させましたが、残念ながら2010年には蒸留所が閉鎖されてしまいました。そして2012年に現オーナーであるイアンマクラウド社が買収し、タムデュー蒸留所の設立当初からのポリシーとレガシーをそのまま引き継ぎ、最高のウイスキーを造るべく生産を再開しました。もちろん高品質のシェリー樽100%熟成という伝統を守りながら、100年以上経った今も同じ製法で最高のスペイサイドモルトをリリースしています。 定番商品以外にも不定期でシングルカスクの限定品をリリースしているのですが、ウイスキーマガジンのワールドウイスキーアワード2020年において「ワールドベストシングルカスクシングルモルト」にタムデューの2003年シングルカスクが選ばれました! そんな世界が認めたシングルカスクの、今回は待望のスリーリバーズ向け限定品のご紹介です。 タムデュー蒸留所からサンプルを取り寄せ厳選した一樽が、この2006年ヴィンテージのヨーロピアンオークのファーストフィルオロロソシェリー樽です。 カラーは見事なディープマホガニー、香りは湿った葉巻、レーズン、カカオビター、ベリー、味はリッチで芳醇なファーストタッチ、ミルクカカオ、レーズン&ベリー、ホットなトフィー、フィニッシュはスパイスとカカオビターが長く続きます。 香りからクラシカルなシェリーカスクを彷彿。期待通りのテイストは素晴らしくリッチで大人の色気に溢れています。 求めていたクラシカルなシェリー樽熟成の世界を堪能下さい! 以下にオフィシャルテイスティングノートを記載しましたのでご参考にしてください。
◆ 4本セット内訳
① Tamdhu 2006-2020 Single Cask for Three Rivers 日本市場限定 323本 1st-fill European Oak Oloroso Sherry Cask 59.1%
【オフィシャルテイスティングノート】 色はマホガニー。 香りはリンゴのピュレ、パイナップル、ラズベリー、焼いたモルト、ゴールデンシロップ、熟れたバナナにトフィー。 味はバランスが良く、ライトなフルーツとバニラ、シェリー酒にベリー系とスパイス。 フィニッシュは徐々にフルーティになり、後からシェリー酒とチョコレート。
② Tamdhu 12年 1st-fill & refill American & European Oloroso Sherry Cask 43%
【オフィシャルテイスティングノート】 香りはリッチで魅惑的、冷えたシナモンロール、温かいオレンジのスイーツ、フレッシュで甘いオークとレーズンにかすかなミント。 味はシルクが口を包むようで、バナナ、ベリー系ジャム、モルトビスケットにクラシックなシェリー樽の深み。 フィニッシュは心地良いほど長くてバランスがとれ、挽いたスパイスにドライフルーツ、柔らかいスコッチタブレット(トフィー)で最後に微かなピートスモーク。
③ Tamdhu 15年 1st-fill & refill American & European Oloroso Sherry Cask 46%
【オフィシャルテイスティングノート】 香りはリンゴの菓子パン、スパイシーな干しブドウとオレンジの皮、パイナップルにフェンネル。 味はジューシーなアプリコットに活き活きしたラズベリー、レモンタルトとアーモンド。 フィニッシュはとても長く、モルトビスケット、クリームシェリーとバニラ。
④ Tamdhu Batch Strength 1st-fill & refill American & European Oloroso Sherry Cask 57.9%
* ファーストフィルシェリー樽原酒の配合率が高い。
【オフィシャルテイスティングノート】 香りはエレガント、スパイシーなオーク、温かいバニラと新鮮な皮つきナッツ。 味は夏のベリーとクリーム、加水すると温かいビスケット、オーク、スパイス、オレンジキャンディー。 フィニッシュは長くリッチでスパイス、干しブドウ、シトラスの皮にブラウンシュガー。
TAMDHU Distillery タムデュ蒸留所 所在地
タムデュー蒸留所は1897年に設立されました。設立当初からスペインから高品質のシェリー樽を調達してシェリー樽100%熟成を行い、設備の近代化と生産能力の増強を図りながら、1970年代のウイスキーブームに乗じて生産量を増大させましたが、残念ながら2010年には蒸留所が閉鎖されてしまいました。そして2012年に現オーナーであるイアンマクラウド社が買収し、タムデュー蒸留所の設立当初からのポリシーとレガシーをそのまま引き継ぎ、最高のウイスキーを造るべく生産を再開しました。もちろん高品質のシェリー樽100%熟成という伝統を守りながら、100年以上経った今も同じ製法で最高のスペイサイドモルトをリリースしています。
近隣蒸留所: Cardhu, Knockando, Glenfarclas, Dailuaine
1897年 創業 ハイランド・ディスティラーズ (現在のDiageo)の 社長 William Grant (エルギン銀行の役員でもあった)の主導によってブレンドウイスキー用のモルトウイスキー供給目的で創業
1950年 床式製麦(フロアーモルティング)に替えて、サラディンボックス式製麦方式を導入 365日24時間稼働
タムデュ蒸留所が使うモルトだけでなく、グレンロセスが使うすべてのモルト、また、ハイランドパークが使うUnpeated maltを供給
1990年代 自社(Highland Distillers)向けに製造されたシェリー樽だけを使用して熟成する方針を取る
1999年 Edrington Group が Highland Distillers を傘下に入れる
2009年 操業停止
2011年 イアンマックロード社(グレンゴインのオーナ・瓶詰業者)が買収
2012年 操業再開 サラディンボックス式製麦を止めて、Crisp and Simpsons 社からモルトを調達するように方針転換
* 歴史的に、Cutty Sark, Famous Grouse, J&Bのブレンド用にモルトを製造してきた。