Ardbeg Smoketrails Traveller's Exclusive Manzanilla Edition 1L
Manzanilla sherry casks and American oak casks
スペインのシェリーの産地サンルーカル・デ・バラメダという町でしか造られないフィノタイプのシェリー。
その樽で熟成した原酒とアードベッグの基本であるアメリカンオーク樽で熟成した原酒のバッティング。
46% ABV / 1 Litre
2022年10月 旅行免税店とアードベッグ蒸留所売店の2か所で限定発売
Ardbeg アードベッグ蒸留所 所在地
1815年 創業McDougal家
1838年 グラスゴーの商人 Thomas Buchananが買収。創業者の息子 Alexander McDougall が蒸留所長として継続して営業に従事。
1853年 McDougall家が営業権を買い戻すが、Alexander McDougallが他界。営業は2人の妹 MargaretとFloraが引き継いだ。その後、業界全体でブレンドウイスキーの需要が高まり、ブレンド用モルトウイスキーとして人気が高まる。
1911年 アルファベットのAを使った商標を登録
1920年 米国の禁酒法(~1933)、第一次世界大戦、世界大恐慌、第二次世界大戦が続き経営が困難となる。 戦後1950年代に経営者の創業家が目先の利益に走り、経営が一層困難となる。
1959年 株式の一部をDistillers Company LtdとHiram Walkerが取得
1960年 業界の景気が高まり、ブレンド用 peated モルトウイスキーの需要が高まる。
1974年 生産量の増大に伴い、ポートエレンから麦芽を買い始める。ブレンドウイスキー需要が下がり、unpeated モルトウイスキー "Kildalton"を製造開始。
1979年 ハイラム・ウォーカー社が株式の100%を取得
1981年 初めて閉鎖。麦芽を乾燥するキルン(乾燥塔)を取り壊し
1989年 ハイラム・ウォーカーから発展したAllied Distillersが操業を再開
1996年 2回目の閉鎖。この頃までにはすでにウイスキーマニアの間で熱狂的な人気が高まっていた。
1997年 Glenmorangie plc.が買収し、操業再開(Louis Vuitton Moët HennessyとDiageoの子会社)
1998年 観光案内所を開設
2000年 新たに ARDBEG 10年を発売開始。ブランドを世界に売り出すため「アードベッグ委員会」ARDBEG COMMITTEEを発足
2004年 Louis Vuitton Moët Hennessyがグレンモーレンジとアードベッグを完全買収
* 1983年閉鎖前の70年代~60年代の多くの樽原酒を、Douglas Laing ダグラスレイン社が保有しており、同社がブレンダーから、シングルモルトのボトラーに経営方針を転換した90年代末に、70年代~60年代蒸留のアードベッグを同社の主力商品ラインである "OLD MALT CASK"シリーズで売り出し、それらが非常に高品質であったことから、アードベッグ人気が沸騰し、現在のアードベッグの発展につながったと言われています。