約3年ぶりに蘇った夢の協演! The Iridescent Cask「虹色の原酒」
THE IRIDESCENT CASK 第3弾。
THE IRIDESCENT CASKはカスクの違いによる個性の違いを、異なる角度から見た場合に虹色に変化する「玉虫色」になぞらえて名付けられたスコッチモルト販売のオリジナルブランド。
熟成年数以上の熟成感を堪能出来る、コスパ抜群のブランド品です。その地域の特徴をが良く出ている2本が選定されています。
飲み比べて頂き、2本の協演をお楽しみ下さい。
◆ Campbeltown Blended Malt キャンベルタウン6年
ブレンドモルトウイスキー 2014蒸留、
キャンベルタウンには、(スプリングバンク蒸留所、グレンスコシア蒸留所、グレンガイル蒸留所)の三つの蒸留所があります。
56.5% 700ml
Hogshead ホッグスヘッド樽(樽番号 No. 8)
【テイスティング ノート】
パイナップル、ライム、麦芽の甘さ、トフィー、ナッツを感じる。レーズン、ビターチョコレート、オレンジの皮。ドライでナッティー、ほのかに塩っぽさが残る。
◆ 銘酒 Glen Elgin グレンエルギン2010 10年
54.5% 700ml
Hogshead - Cask No. 800642
【テイスティング ノート】
メロン、イチゴのようなフルーティーさ。蜂蜜、焼き菓子の芳醇なアロマ。コクがありスムース、シトラス、ハニーシロップのような甘さが広がる。フルーティー且つ穏やかな樽香が広がる。
Springbank スプリングバンク蒸留所 所在地
マッカラン、グレンファークラス、グレンリベット、ボウモア、ラフロイグ、ハイランドパークと並んで、最も人気の高い蒸留所の一つ。
スコッチ愛飲家が好きな蒸留所を5つ挙げる場合、大概入ってくる職人気質の蒸留所で、大手企業に属さない独立資本による数少ない蒸留所の一つでもあります。
1828年 Mitchel 兄弟により合法的な蒸留所が創業された。その以前には彼らの父が非合法の蒸留所を運営していたと言われている。
現在も、Mitchel家の子孫が蒸留所を所有している。
2回半蒸留を することで有名な蒸留所。(Benrinnesは2007年に2回半蒸留を取り止め)
近接蒸留所のグレンスコシアもスプリングバンクの技師が派遣されて蒸留製造を行っています。
蒸留所では、Springbank の他に、Longrow と Hazelburn というウイスキーを製造している。Longrow と Hazelburn は2回のみ蒸留。Longrow はピートの使用率が高いヘビーでスモーキーなウイスキー
Hazelburnはピートを使用しないライトで華やかなウイスキー
Springbankはそれらの間の中道のウイスキー
Glen Elgin グレンエルギン蒸留所 所在地
近隣蒸留所:ロングモーン蒸留所・ベンリアック蒸留所から南に2km、コールバーン蒸留所(消滅)から北に3km
蒸留基は現在6基で、いずれも小型のストレート(プレーン)型で、ガス加熱式。重厚な酒質のスピリッツができる。
ポットスティルで蒸留された気体を冷却して液体に戻す冷却器(コンデンサー)は、密造時代からの原始的なスタイルのワームタブを使っている。水で満たされた桶の中に蛇管が浸されていて、その中をアルコール蒸気が流れて冷やされて液体になる仕組みで、近代的なシェル&チューブ式(シェルの中に歴や楠井の流れるチューブがある。ワームタブとは反対の構造)で液化するよりも、ウイスキーの酒質は重厚になると言われています。 Unpeated malt 麦芽のピートによる燻蒸は行わない。
発酵槽(ウォッシュバック)は、木桶で9槽。
1898年 創業 / 創業者 William Simpson & James Carle
1900年 操業開始 5月1日
1901年 Glen Elgin-Glenlivet Distillery Co Ltd が買収
1907年 John J. Balanche (グラスゴーのウイスキー商人) が買収
1962年 White Horse Distillers Ltd.が買収し、蒸留器を2器から6器に増設
1986年 United Distillers の創業 (親会社 Guiness)で、White Horse Distillers を買収
(参考) 花と動物 Glen Elgin グレンエルギン12年 (2001年~2002年の間だけ発売)
2001年 Diageo (Guiness社 と Grnd Metropolitan社が1997年に合併)により、グレンエルギン12年 花と動物を発売(2002年に終売)