【重要】 初回ご注文時の注意点(クレジットカード払いについて) (2024/3/19 更新)

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蒸留年代 1990
瓶詰年代 2009
熟成年数 18年
アルコール度数 40%vol
容量 70cl
ボトラー Whyte & Mackay for Spencerfield bottling & Co.
ボトルタイプ Old: オールドボトル

SHEEP DIP ブレンドモルト1990 【ARDBEG+DALMORE+FETTERCAIRN】

販売価格(税込):
24,644
申し訳ございませんが、只今品切れ中です。
商品コード:
110-S1
商品概要:
2009年発売オールドボトル。ARDBEG、DALMORE、FETTERCAIRNのブレンドモルトウイスキー。ホワイト&マッカイのRichard Patersonがブレンドレシピを監修し、1990年以前の原酒をブレンドし、その後、さらに10年以上熟成してから瓶詰。1976年の製造開始から人気が高まり、ブランド権はインバーゴードン、ホワイト&マッカイ、イアンマックロードと移りました。
蒸留所/ブランド:
Ardbeg(アードベッグ)
蒸留所/ブランドURL:
https://www.ianmacleod.com/brands/sheep-dip
関連カテゴリ:
アーカイブ 保管庫 (売切)
ポイント: 0 Pt

SHEEP DIP シープディップ 「羊用の殺虫剤」(密造した樽原酒を暗示する言葉)


最も新しい原酒が1990年蒸留のもので、それ以前の原酒をホワイト&マッカイのブレンドの手法であるプレブレンディングし、その後10年以上寝かせてから瓶詰めしたもの。


中身は、アードベッグとダルモアとフェッターケアンの3種類のモルトウイスキーのみ。


特筆すべきは1990年蒸留アードベッグが使われいること。さらに、その前年1989年のアードベッグがたぶん使われているということ。


元々、シープディップは手作業で造られる少量生産の高級ブレンドモルトウイスキーでした。スコットランド全域のシングルモルトウイスキーを混和しています。その神秘的に洗練されたブレンドは、活気に満ちていました。


この香味豊かでフルーティなブレンドモルトは、蒸留を自らの手で行った企業精神に富んだスコットランド農民に触発された商品です。当時、農業商人の手によって、島々からスペイサイドへ向けて、スコットランドを横断縦断して違法のスピリッツが取引された時代への敬意が込められています。当時は、品質と共同社会の方が徴税官より大切だった時代でした。そして、徴税官の目を逃れるために、Sheep Dip (中身は殺虫剤ではなく、ウイスキー) を詰めた樽を隠した場所を知るわずかの人たちのために、黄金色の液体は樽に抱かれて熟成を続けました。


Sheep Dipとは殺虫剤と殺菌剤を入れた溝の中に羊を入れて、ヒツジハエ、ダニ、シラミを駆除すること。徴税官の目の届かないところに隠した樽原酒を、ウイスキーと呼ばず、シープディップ(羊用の殺虫剤、殺菌剤)と呼んで、隠したことを意味します。


ブレンド製法は、ハイランドとスペイサイドのモルトウイスキーを16種類ブレンドしており、発売開始以来そのレシピは変わっていないと言われています。鼻の香気と麦芽の旨味を備えた溌剌として心を元気づけるブレンドモルトです。 


現在の主な市場はアメリカで、イアンマックロードのもう一つのブランド Pig's Noseと共に、年間4万ケースを売り上げています。


【歴史】


Sheep Dip は、当初、一人の大地主で酒場の経営者によって1974年頃に自分のパブで出すウイスキーとして瓶詰めされました。


そのパブはウェールズの首都のカーディフの東60km、ブリストルの北20m Oldbury on Severn オールドベリー=オン=セバーンにあって、地元の人の間でそのウイスキーの人気が高まりました。そのことを知った、MJ Dowdeswell & Co Ltd 社が興味を持ち、フォートナム&メイソンなどの高級百貨店に売り込むことに成功し、アメリカ、カナダ、ニュージーランド市場に参入することができました。


オールドベリーの街のパブで出されていたオリジナルのレシピは8年熟成のブレンドモルトウイスキーで、ハイランドとスペイサイドの16 のシングルモルトがブレンドされていました。それは今日まで変わっていません。


ブレンドと瓶詰は、モントローズの George Morton Ltd が行っていましたが、人気の高まりとともに、ブランド権がインバーゴードン社に買収されました。インバーゴードン社は1993年にホワイト&マッカイ社に買収されました。


2005年 Whyte & Mackay 社の Alex Nicol 氏は、自らの会社を立ち上げることを決意し、ファイフに Spencerfield Spirits Company を設立し、ホワイト&マッカイ社を説得して、Sheep dip とその姉妹品と言える Pig’s Nose ブランドを彼に譲らせました。


しかしながら、ホワイト&マッカイのチーフブレンダーの Richard Paterson が Sheep Dip のブレンドを監督し続けました。


ホワイト&マッカイは、Richard Pattersonによる、ダブルマリッジ製法が有名です。


ダブルマリッジとは、モルト原酒をブレンドしてから熟成が行われ(1st Marriage)、その後、グレーン原酒がブレンドされて熟成が行われる(2nd Marriage)2どの熟成期間を設ける、独特のブレンドウイスキーの製法のこと。


Spencerfield 社は、注目すべきことに、エジンバラ・ジンのブランドを立ち上げましたが、2016年にイアンマックロード社に買収されることになりました。


 

申し訳ございませんが、只今品切れ中です。

商品の特徴

SHEEP DIP

Sheep Dipとは、牧羊業者の言葉で、殺虫剤と殺菌剤を入れた溝の中に羊を入れて、ヒツジハエ、ダニ、シラミや、真菌などを駆除すること。


93年にホワイト&マッカイがシープディップのブランドを買収する以前のラベルに使われている写真には手書きで、SHEEP WASHINGと書かれており、sheep dippingは、sheep washingともいわれていたことが判ります。


密造業者の間では、徴税官の目の届かないところに隠した樽原酒を、ウイスキーと呼ばず、シープディップ(羊用の殺虫剤、殺菌剤)と呼んで、隠したことを意味します。


また、軍隊用語では、表向きには軍人を退役させて、その実は、密かにその人物を諜報員にすること。


 

HISTORY 歴史

【写真は1993年にホワイト&マッカイが買収する以前のボトルラベル】


1974年 オールドベリー=オン=セバーンのパブで客に提供される。


1993年 ホワイト&マッカイがインバーゴードン社を買収し、Sheep Dip のブランド権もホワイト&マッカイに移転。


2005年 アレックス・ニコルが Sheep Dipのブランド権をホワイト&マッカイから譲渡され、スペンサーフィールド社を立ち上げ。


2009年 SHEEP DIP 1990を発売。監修はホワイト&マッカイのチーフブレンダー・リチャード・パターソン氏


2010年頃に Sheep Dip Islay, 1999 Amoroso Oloroso, 1990 Old Hebridean が発売されました。


2016年 イアンマックロード社がスペンサーフィールド社を買収

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