商品の特徴
SIGNATORY VINTAGE SCOTCH WHISKY COMPANY シグナトリー社
1988年エジンバラのプレストンフィールドハウスホテルの支配人アンドリュー・サイミントン氏が設立。
ファーストボトリングは1968年のシェリーカスク・グレンリベット。
エジンバラ・ニューヘイブンに事務所と瓶詰設備を構えていた。
2002年にエドラダワー蒸留所を買収して、事務所、熟成庫、瓶詰場を同蒸留所の隣に移転した。それらの建物は、かつての農場蒸留所の風情を再現した建築様式で建てられており、多くの観光客が訪れている。
海外への商品販売は、シグナトリー名と、ダンイーディアン名の2つのブランド名を使い分けて、それぞれのブランド商品の一手販売代理店契約を結んでいる。主にスイス、フランス、スペイン、イタリアなどで海外商品販売をしている。
フランスでは、Signatory シグナトリーブランドは、La Maison du Whiskyが取り扱い、Dun Eideannブランドは、Auxilが取り扱っている。
イタリアでは、Signatory シグナトリーブランドは、Velierが取り扱い、Dun Eideannブランドは、Donateが取り扱っている。
Edradour エドラダワー蒸留所
低い建物に、伝統的な旧式の装備が特徴。
糖化槽は1トンの小型で、蓋がない開放式で、熊手と鋤で攪拌する。
麦汁は、モートン式の冷却機の複製で冷却している。
発酵槽は木製
小型の蒸留器が、ワームタブ式冷却槽につながっている。
ニューメイクスピリッツには濃くがあり、フルーティ。
シグナトリー社の買収以降は、主にシェリー樽で熟成されている。また、ワイン樽や、酒精強化ワイン樽がフィニッシュに使われている。
一方、ヘビーピーテッドのバレヒェンの熟成は、主にバーボン樽が使われており、シェリー樽熟成は稀。
1827年 グレンフォレス蒸留所創業
1837年 エドラダワー蒸留所と名称変更
1933年 William Whiteley Co. が買収
同社の 主力商品は、King's Ransom で、同社はアメリカにおける販売促進のため、マフィアのボス Frank Costello を同社の代理人として任命していた。そのため、禁酒法時代(1920-1933)にも、アメリカで、King's Ransom は飲まれていた。
1938年 マフィアのボス Frank Costello の子分 Irving Haim がエドラダワーのオーナーとなる。その影響は1978年まで続き、King's Ransomの売り上げの一部が、マフィアに流れていた。
1982年 経営の低調が続いていた蒸留所をCampbell Distillers (Pernod Richard社の子会社)が買収、観光案内所設置
1986年 シングルモルト10年を発売開始
2002年 Signatory Vintage が買収、蒸留責任者に、ラフロイグの所長であった Ian Henderson が就任
※ 冷却装置にWorm Tubを現在も使用している数少ない蒸留所
Campbell Distillers (ペルノ・リカール) 時代のエドラダワーは、古い蒸留装置の一部が、現在の他の蒸留所では使われなくなった古い、性能の劣る設備のままであったので、蒸留ごとに、味わいの異なるウイスキーとなってしまったと言われている。
※ 蒸留所では、週に2回、ヘビー・ピーテッドのウイスキー "Ballechin" を蒸留している。
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