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地域 Highland ハイランド
蒸留年代 2006
瓶詰年代 2022
熟成年数 16年
アルコール度数 52.2%vol
容量 70cl
hogshead
ボトラー Whisky Agency & Three Rivers
シリーズ Sequences 連続 
ボトルタイプ Limited: 限定品

CROFTENGEA 16年 2006 「上品なロングロウ」 WHISKY AGENCY

通常価格(税込):
21,560
販売価格(税込):
17,831
申し訳ございませんが、只今品切れ中です。
商品コード:
87-21
商品概要:
南ハイランドのロッホローモンドのヘビーピーテッド・モルト。ウイスキーエージェンシーSEQUENCE(連続)シリーズ。ラベルにこのボトルが描かれていて「連続」しています。高品質の原酒を調達し、ラベルに芸術性を持たせる社風はイタリアのサマローリ社を模範としています。最近の多くのアイラモルトよりも優れているボトルとしてウイスキーベース87点越え高評価。廉価サービスのためポイントは付きません。
蒸留所/ブランド:
Loch Lomond(ロッホ・ローモンド)
蒸留所/ブランドURL:
http://www.lochlomondgroup.com/
関連カテゴリ:
アーカイブ 保管庫 (売切)
ボトラー瓶詰業者 > ウイスキー・エージェンシー Whisky Agency
輸入業者/販売会社 > スリー・リバーズ Three Rivers
ポイント: 0 Pt

CROFTENGEA クロフテンギアは、南ハイランドのロッホローモンド蒸留所で造られる上から2番目のヘビーピーテッド・モルトウイスキー


【テイスティングメモ】


非常に心地良い。上品なロングロウを思わせる。ブランドテイスティングをすると、LONGROW ロングロウと間違えるかもしれません


クロフテンギアは、80%のピーテッドモルト8割と、ノン・ピーテッドモルト2割から造られます。


麦芽の仕入れ先はピーターヘッド。


蒸留器は、ロッホローモンド独特のローモンド式蒸留器が使われます。


色:琥珀


香り:花、蜂蜜、ミネラル、石灰の感じを伴い、欠点の全くない、心に残る非常に印象的なハイランドウイスキー特有のピート。


味:香りに増して、心に残る印象的な味わい。焚火の様なピートに加えて、フルーツジュース、香辛味のあるソースを背景に、オレンジなどの柑橘が味わいが表に現れていて、それら全部を含むことで、大麦の糖質ジュースが豊かに、力強くなっている。


後口:舌の上に心地よい皮膜が覆う。最近のアイラウイスキーの多くのものよりも中身が充実している。


Category Single Malt Scotch Whisky
Distillery Loch Lomond
Bottler Whisky Agency(ドイツ)  
Vintage 2006
Bottled 2022
Stated Age 16 years old
Strength 52.2 % Vol.
Size 700 ml
Cask type a hogshead (250リットル)
Number of bottles 255
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商品の特徴

ローモンド・スティル 

ロッホローモンド蒸留所には、3種類のポットスティルが計11器あります。


4器は伝統的なポットスティル、4器はローモンドスティル、3器はコラムスティル。


1993年に、グレーンウイスキー製造のため、連続式蒸留器コラムスティル2器を設置しました。


2007年に増設した連続式蒸留器1器では、ニッカと同様に麦芽100%を使用したモルトウイスキーをこの蒸留器で製造しています。日本ではモルトウイスキーに分類されていますが、英国の税法上はグレーンウイスキーに分類されています(ポットスティルで蒸留されていないため)。


ローモンドスティルは、現在、このロッホローモンド蒸留所と、スキャパ蒸留所(初留)のみで使用されています。

CROFTENGEA 16年 2006 「上品なロングロウ」 WHISKY AGENCY

ローモンド湖

ロッホ・ローモンド(ローモンド湖)は、英国で最大の淡水湖で、南北約38km、東西は最も幅の 広い所で約7km、面積の71平方kmは洞爺湖とほぼ同じ、最大水深は湖面から198m、海面から189mである。スコットランドのほとんどの湖 (Lochといわれる)と同様に、氷河の浸食で出来た深い谷が、氷河期が終わって陸地が上昇したので内陸湖になったものである。ロッホの中には小さなもの まで数えると30以上の島があり、農場があって人が居住している島や、かってウイスキーの密造が行われていた島もある。周辺の多くの山々、渓谷、森林、湿 地は自然生物の宝庫である。


このロッホ・ローモンドから流れ出している川がリーヴェン川(River Leven)で、湖南端の流出口にあるバロッホの町から河口のダンバートン(Dumbarton)までわずか6.5kmの短い川であるが、一年でロッホ・ ローモンドの総水量の半分、6億トンを流出するといわれるだけあって水量豊かで流れも速い。

CROFTENGEA 16年 2006 「上品なロングロウ」 WHISKY AGENCY

スコットランド民謡「ロッホ・ローモンド」

スコットランドの反乱軍兵士の悲しい運命を歌った民謡として、世界で最も有名な民謡の1曲です。


Peter Hollens の歌でお聴き下さい。


★ 民謡ロッホ・ローモンドの歴史的背景


17世紀後半のイギリスでは、名誉革命によってカトリック教徒のジェームズ2世が退位し、プロテスタントのメアリー女王が即位していた。


しかし、スコットランドを中心とするカトリック勢力は、その後もジェームズ2世の血統に属するステュアート家の復興を目指していた。この勢力はジャコバイトと呼ばれる。


名誉革命で王位を追われたジェームズ2世の孫ボニー・プリンス・チャーリーは、1745年にグレンフィナンで反乱の旗を揚げた。


同 年9月には首都エディンバラを陥落させ、その後の戦いでも圧倒的な勝利を収めた。しかし、やがてイングランド軍の圧倒的兵力の前に退却を余儀なく される。ついには1746年4月のカロドン・ミュアの戦いで、ボニー・プリンス・チャーリーは決定的な敗北を喫することとなった。


この反乱の中で死んでいった兵士のを歌った歌がこの民謡です。


Oh ye'll tak' the high road, and I'll tak' the low road
君は高い道を行き 僕は低い道を行く


低い道を行くのがイングランド軍との戦いで亡くなったスコットランド兵の魂、高い道を行くのが生き残ったスコットランド兵士。


ケルト文化には、「故郷から離れた土地で亡くなった者には、妖精が魂を故郷まで案内する」という信仰があり、それがこのコーラス部分の「low road」に暗示されています。


 


★ ロッホ・ローモンド(三宅忠明:訳)

あの美しい岸辺、
あの美しい丘、
ロッホ・ローモンド(湖)に日が照るところ、
恋人とふたり、
いつもかよった、
美しい美しいロッホ・ローモンド(湖)の岸辺。

  おお、君は高い道を行け、
  ぼくは低い道を行く。
  スコットランドにはぼくが先に着く;
  だけど、恋人には二度と会えない、
  美しい美しいロッホ・ローモンド(湖)の岸辺で。

ぼくたちが別れたのはあのときだった、
あの谷の陰で、
けわしいけわしいベン・ローモンド(山)の中腹で。
ハイランドの山々が
むらさきにかすみ、
薄明かりの中に月が出ていた。

  おお、君は高い道を行け、
  ぼくは低い道を行く。
  スコットランドにはぼくが先に着く;
  だけど、恋人には二度と会えない、
  美しい美しいロッホ・ローモンド(湖)の岸辺で。

小鳥が歌い、
野の花が咲いていた、
陽光の中に湖水が眠っている。
だが、傷心の心で、
来年の春を見ることは出来ない。
苦悩する身でことばも交わせない。

  おお、君は高い道を行け、
  ぼくは低い道を行く。
  スコットランドにはぼくが先に着く;
  だけど、恋人には二度と会えない、
  美しい美しいロッホ・ローモンド(湖)の岸辺で。

Loch Lomond  ロッホローモンド蒸留所

★ピートを燻す量に順じ、製品の名称を変えているユニークな蒸留所


Craiglodge > Croftenga > Glen Douglas > Inchfad > Inchmoan > Inchmurrin > Old Rhosdhu


"Single Blended Whisky" を製造できる蒸留所


敷地内に、単式蒸留機と連続式蒸留器があり、単一蒸留所のモルトウイスキーとグレーンウイスキーだけでブレンドウイスキーを製造できる。他に、ウイリアム・グラント&サンズ社のガーバン蒸留所がシングルウイスキーの製造が可能です。


近隣蒸留所: Glengoyne, Inverleven, Kinclaith, Littlemill, Glenkinichie


1986年にGlen Catrine Bonded Warehouseが買収後、スコットランドで最も革新的な蒸留所の一つとして生まれ変わり、今後の飛躍が期待され、注目されている蒸留所


1966年 蒸留所操業開始 ローモンド式蒸留器2器(ネックに精留機を備えている) 


オーナーは、Duncan Thomas と Littlemill Distillery Company Ltd とシカゴのBarton Brandsの共同出資              


1971年 Barton Brandsが株式の100%を取得して,単独オーナーとなる。


1984年 操業停止


1985年 Inver House Distillersが買収


1986年 Glen Catrine Bonded Warehouseが買収し、操業再開


1990年 ローモンド式蒸留器を2器増設


1993年 連続式蒸留器を2器新設(グレーン・ウイスキー製造開始)


1994年 Glen Catrine Bonded Warehouseが GLEN SCOTIA蒸留所グレンスコシアを買収


1998年 スワンネックのポットスティル2器を増設


2004年 Croftengea 発売


2005年 Craiglodge と Inchmoan 発売


2006年 Inchfad 発売


2007年 連続式蒸留器を1器増設、100%麦芽を原料に連続式蒸留器で製造するグレーンウイスキーの製造開始(日本のニッカのカフェ式モルトウイスキーと同様のウイスキー。英国ではポットスティルで蒸留されていないため、グレーンウイスキーの範疇に入る)


2016年 ストレートネックのポットスティル2器を増設

SEQUENCE 連続

ラベルの中にこのボトル自体が描かれていて、「連続」しています。

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