COMPASS BOX “ARTIST BLEND”
コンパスボックス社「アーティストブレンド」 43% 700ml
「グレートキングストリート」の後継版となる新商品
ジョングレーサー氏が、エジンバラとそこを拠点に活動する料理人、芸術家に捧げるブレンドウイスキー。
メッセージ「ストレートで飲んでも、あるいは、カクテルベースとして使っても、ボトルのラベルに描かれた芸術家から元気を受け取ってください。そして、あなた独自の心の高まりに身を任せてください。」
【公表されているレシピ】
キャメロンブリッジ蒸留所のファーストフィルバーボン樽が45%
リンクウッド蒸留所のファーストフィルバーボン樽が22%
クライネリッシュ蒸留所のファーストフィルバーボン樽が10%
バルメナック蒸留所のファーストフィルバーボン樽が10%
ハイランドモルトブレンドのトーストしたカスタムフレンチオーク樽が8%
リンクウッド蒸留所のパロコルタド・シェリー樽が5%。
*パロコルタド・シェリーは、シェリー造りの過程で、偶然にできる貴重なシェリーです。
フィノシェリーとして作っていたものを、最後の段階で酒精強化してオロロッソシェリーのように酸化熟成させたものです。
その最後の酸化熟成の過程を経て、実際に、パロコルタドと呼べるような酒になるかどうかは、偶然によります。
パロコルタドの風味は、ビター・オレンジのような柑橘系の香り、そしてバター・スカッチのような乳酸系の風味をもちます。
フィノシェリー造りは、まず、白ブドウのパロミノ種のぶどうを圧搾しブドウジュース(モスト)を造り、発酵させて新酒を造ります。
次に、14度に酒精強化して、熟成を続けます。この段階ではフロール(発行が終了する頃にワインの表面に浮かび上がって白い膜を作る酵母)があり、糖分やグリセリンなどの甘味を感じさせる物質を食べ、同時に、ワインが空気に触れるのを防ぎ、ワインを酸化から守り、ワインの白い色を保ちドライになります。
その最後の段階で、パロコルタドになる可能性を持ったものと思わせるワインがあったら、それを区別して、17度に酒精強化し、酸化熟成を進めます。
John Glaser ジョン・グレイサー氏
コンパスボックス社の創業者で、ブレンディングを全て一人で手がけている John Glaser ジョン・グレイサー氏は、ジョニーウォーカーのグローバルマーケティングディレクターとして活躍していたアメリカ人です。2000年にジョニーウォーカーを離れコンパスボックスウイスキー社をロンドンで立ち上げました。ウイスキー作りを芸術に見立て、最高の作品を作るべく日々ブレンディングに取り組んでいます。
彼が試みているのは、今までに無いアイデアで新しいスタイルのウイスキーを作り上げること。時には、法律で定められているスコッチの定義に当てはまらない「スコッチ」を造りだし、税務署から「これはスコッチではない」と認定されることもありました。彼のウイスキーに対する挑戦は既に多くの人々から賞賛を受けており、ウイスキーマガジン誌の「イノベーター(革新者)オブザイヤー」を4度も、またウイスキーアドヴォケート誌の「パイオニア(開拓者)オブザイヤー」を2度受賞するなど、その功績が広く認められています。また、彼が作り出したウイスキーは通算で40以上の賞を受賞するなど、世界中がその品質の高さが認められています。
スコッチウイスキーの新たな地平を切り開き続ける最先端のスコッチを、是非ともご体験下さい。迷ったら、コンパスボックスのウイスキーを選べば間違いはありません。