商品の特徴
FACTS & TASTING NOTE
Distillery Region:Highland
Date Bottled:30.03.2022
Cask Type:Bourbon Hogshead / 1st fill STR Hogshead
No. of Bottles:335
Cask Number:26
Age:8 Years Old
Date Distilled:17.02.2014
Strength:57.9% alc./vol.
Tasting Notes
Colour Burnt orange.
Nose Chantilly cream, blueberry, patchouli and camphor.
Palate Full-bodied with lemon oatcake, spearmint and cardamom.
Finish Delightfully tart damson jam underpinned by dry, wood spices.
Further Information
20 months in a Shaved, Toasted and Re-charred (STR) ex-wine cask has furnished this creamy, full-bodied spirit with all the subtle red wine, vanilla, sugar and spice notes we could have hoped for.
ADラトレー社
1868年に設立されたADラトレー社は、その当時数多くのウイスキーブランドの正規販売代理店として活動し、その後何回かの吸収・買収を経て、現在はあのモリソンボウモア社を経営していた“モリソン・ファミリー”の所有となり、主に樽の購入・販売等を行っています。(現在モリソン家はボウモアの経営からは手を引いているそうです。)
そんな同社が初めてオリジナルのラベルで発売した、シングルカスク&カスクストレングスのシリーズがこの“カスクコレクション”です。
ウイスキーマガジンの「ニューリリース」のコーナーに、このシリーズが掲載されるなど、業界での注目度も高く、今後の活動への期待が大きく膨らむボトラーです。
ラベルにはスタンリー W モリソン氏(AD ラトレー社社長、スタンリー P.モリソン氏の子)のサインが入っており、品質の高さを裏付けているといっても良いでしょう。
味にこだわる姿勢が日本市場でも受け入れられている、スコットランドの正統派ボトラーです。
2011年には Morrison Glasgow Distillers (MGD)を立ち上げ、CLYDESIDE DISTILLERYをグラスゴーのドックの跡地に2016年建設、翌2017年11月6日に最初の蒸留が行われました。
一方、ボトラーとしてのA.D.RATTRAYは、2011年にエアーシェアーのカーコスウォルドにWhisky Experience & Shopを開設し、会社事務所とブレンド実験室とショップをそこに移転しました。
A.D. RATTRAY WHISKY EXPERIENCE & WHISKY SHOP
A Dewar Rattray Limited
32 Main Road
Kirkoswald
Ayrshire
KA19 8HY
United Kingdom
Royal Brackla ロイヤルブラクラ蒸留所
1812年創業ブラクラ蒸留所。世界最古の蒸留所の一つと言われています。
当時、密造酒との競争を避けるため、エジンバラやイングランドで売り、国王ウイリアム4世の知るところとなり、1833年にウイリアム王4世によって、ウィスキーで初めてロイヤルワラントを与えられた歴史を持ち、「王のためのウィスキー」と呼ばれています。
オフィシャルの現行品は、サッポロビールが12年、16年、21年輸入していましたが、2020年から12年、18年、21年になっており、アルコール度数も40度から46度に変更になりました。
オロロソやペドロヒメネスなど、ファーストフィルのシェリー樽でフィニッシュすることよってつくりだされるフレッシュで華やか、かつフルーティな味わいとなっています。
ブラクラとは「まだらの丘の斜面」という意味。
スコットランド・ハイランド地区の高級リゾート地として知られるネアンの町から7キロほど南にある。
すぐ近くにはシェークスピアの「マクベス」で知られるCawder コーダー城がある。
1812年の創業 世界で最も古い蒸留所の一つといわれる。
当時は、密造酒との競争を避けるために、エジンバラなどのローランド地方やイングランドで売られたと言われている。
そのため、国王ウイリアム4世の知るところとなり、1833年にウイスキーで初めてロイヤルワラントを与えられた歴史を持ち、「王のためのウィスキー」と呼ばれる。
1853年、Usher's Old Vatted Glenlivet をエジンバラで発売し、スコッチの歴史で初めてブレンドウイスキー(ブレンドモルト)を製品化したアンドリュー・アッシャーが経営に加わり、アッシャー商会のブレンドウイスキーにロイヤルブラクラを使用した。
蒸留器はストレートヘッド型2器ずつの計4器。
年間生産量は410万リットルでクレイゲラヒ蒸留所と並んで、バカルディ社の蒸留所では一番多い。
スコッチモルトウイスキー蒸留所で最大のグレンリベットとグレンフィディックは2,100万リットルで、その約5分の1の規模。
ANDREW ASHER アンドリュー・アッシャー (1826-1898)
アッシャーは、得体のしれない樽の中から量り売りされるウイスキーではなく、ガラスボトルに入れて、風味も品質も均一にした製品としてボトルを発売した人。ウイスキーに「ブランド」が誕生し、人々はそのブランドのウイスキーを安心して飲むことができるようになりました。また、ブレンドをして製品化するという発想は、その後に続くブレンドウイスキー全盛時代の先駆けとなりました。アッシャー商会は、遡って、1843年にはグレンリベット蒸留所の一手販売代理店となっています。
アンドリュー・アッシャーは、スコッチ業界に「ブランド」意識が生み、その後にブレンドウイスキー時代が始まる先駆けとなったスコッチ業界の最大の功労者。1859年にはエジンバラのモルトウイスキー蒸留所 Glen Sciennes グレンサイネスを買収、1887年にはグレーンウイスキー蒸留所North British ノースブリティッシュを建設。ノースブリティッシュ蒸留所は、現在、ディアジオ、エドリントングループが共同所有していて、フェイマスグラウスをはじめ、多くのブレンドウイスキーの原酒となっています。1896年にはイギリス最大のコンサートホール建設用として、エジンバラ市に巨額の献金をしている。彼の死後「アッシャーホール」として名付けられました。
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