商品の特徴
FACTS 基本情報 HISTORY 歴史
アベラワーの南、ベンリネスの北
「軽やかさ」が1960年代のほとんどの蒸留所の製造するモルトウイスキーの特色のひとつで、グレンアラヒも例外ではありませんでした。
旨みの基盤に麦芽の香味があり、その上に、絶妙なフルーツの香味が載っています。
2017年にオーナーが新しくthe GlenAllachie Distillery Company となって、発酵時間を長くしたが、それによって、フルーツの香味も、旨みもの強さも増した。現、運営責任者のビリー・ウォーカー氏の目指すところは、グレンアラヒの特長である「フルーティさ」をより強く押し出していいくこと。
現在、製造量の20% はピーテッド・モルトウイスキー。
1967年 創業 Mackinlay McPherson Ltd. (Scottish & Newcastle Breweries Ltd.の子会社)
設計は William Delmé-Evans で、マクダフ、タリバーディン、ジュラの設計にも関わっている。
1985年 Invergordon Distillers が Mackinlay 社を買収(Glenallachie と Jura を傘下に入れる)
1987年 閉鎖
1989年 Pernod-Richard ペルノ・リカール社が買収し、Campbell Distillers (Pernod-Richard の子会社) が操業再開
Chivas Regal のキーモルトの1つ。
Clan Campbell, 100 Pipers, Highland Clan, House of Lords, Passport, Queen Anne のキーモルトとして、主にブレンド用モルトウイスキーを供給してきた蒸留所
オフィシャル・シングルモルトには力を入れていなかったが、珍しい限定シングルモルトはストラスアイラ蒸留所にあるシーバス・リーガル案内所の売店で買えた。
2017年 The GlenAllachie Distillery Company が 蒸留所を買収。同社の経営陣は、前のベンリアック蒸留所の運営責任者Billy Walker 氏、前のインバーハウスの運営責任者Graham Stevenson氏、Trisha Savageの3人。会社名・蒸留所名に大文字の"A"を使っているのはビリー・ウォーカー氏によるもの。GlenDronach, BenRiachも、同様。
2018年4月 シングルカスク6種を発売。6月にスタンダード品を発売開始
POT STILLS 蒸留器
手前が再留(ストレート型)、奥が初留(ランタン型)
グレンアラキー蒸留所のホームページ
https://theglenallachie.com/
「世界屈指の高品質ワイン:」 RIOJA リオハワイン
スペインを代表する赤ワイン「RIOJA リオハワイン」
エレガントでまろやかなコクと香り、なめらかなタンニンが特徴的な、世界屈指の高品質ワイン
スペイン最高峰のワイン産地・リオハとは
スペインの北東部に位置し、スペインを代表するワイン産地、リオハ。リオハという名称は、オハ川という意味の「リオ・オハ」から付けられています。
リオハはラ・リオハ州、バスク州、ナバーラ州の3州にまたがっており、エブロ川流域とその支流のオハ川沿いの地域です。夏は南西のデマンダ山脈が熱波を防ぎ、冬は北のカンタブリア山脈が北西風を防ぐ、雨に恵まれた温暖な気候のもとでワインが造られています。
リオハは古代ローマ時代からワイン造りが行われていた歴史ある産地で、19世紀にはフランスのボルドー地方から醸造技術を取り入れたことにより、めざましい発展を遂げました。ボルドーの醸造技術が伝わった背景には、フランスがフィロキセラやウドンコ病などの病害に見舞われたことがあります。ボルドー地方は特に被害が大きく、当時ボルドーに住んでいたスペイン貴族のリスカル侯爵が醸造技術を伝えたことや、ボルドーの生産者がリオハに移り住んだことにより、リオハワインの質が向上しました。
スペインでは1926年に産地指定制度がリオハで始まり、2009年には現行のワイン法と原産地呼称制度が開始されました。1991年にリオハワインは原産地呼称制度の中で最上位のD.O.Ca(特選原産地呼称ワイン)に認定されています。現在D.O.Caに認定されているのは、後に認定されたプリオラートと合わせて2つだけということからも、いかにリオハワインがスペインきっての高品質ワインであるかがわかると思います。
1932年に設立され、伝統的な製法である長期樽熟成でワインを造るボデガス・ムガ社、1852年設立のリオハ最古のボデガ(スペイン語でワイナリーのこと)であるマルケス・デ・ムリエタ社、ボルドーの醸造技術をリオハに伝えたリスカル侯爵によるマルケス・デ・リスカル社など、リオハには800ほどの歴史あるボデガが存在しています。
リオハで造られる主なワインと味の特徴
かつてスペインではアメリカンオークの大樽を使用して発酵と熟成を行っていましたが、ボルドーから小樽を使って熟成する方法や、除梗、澱引き、清澄などの醸造技術が伝わったことにより、新たなスタイルが確立されて定着しました。20世紀後半には、ステンレスタンクを用いた白ワインの製造や、フレンチオークの新樽を使用して樽をしっかりと効かせるといったモダンなワイン造りの手法が登場したことで、現在では様々なスタイルが生み出されています。
リオハのワイン生産地はエブロ川最上流のリオハ・アルタ地区、エブロ川左岸のリオハ・アラベサ地区、エブロ川下流域のリオハ・バハ地区の3つに分けられ、地区ごとに土壌と味の特徴があります。
リオハ全体の栽培面積の50%を占めるリオハ・アルタ地区は、エブロ川上流の標高500メートルから800メートルの起伏に富んだ傾斜地にあります。鉄分を多く含んだ粘土質土壌や沖積土の土壌から生まれる、力強いボディとコク、豊かな酸をもつ熟成向きの高品質赤ワインの産地です。
エブロ川左岸でリオハの北に位置するリオハ・アラベサ地区は南向きの高い斜面にあり、冷涼な気候を特徴としています。粘土質土壌と石灰質土壌からなる地区で、果実味豊かでフレッシュな赤ワインから、酸がしっかりした熟成向きの赤ワインまで、幅広く造られています。
エブロ川下流のリオハ・バハ地区は地中海性気候の影響を受ける平地にあり、アルコール度が高く酸味のマイルドな赤ワインとロゼワインが造られています。
リオハで造られているワインのうち約90%が赤ワインですが、用いられるブドウ品種は約78%がテンプラニーリョであることからも、テンプラニーリョがリオハを代表するブドウ品種であることがわかります。「早熟」の意味を持つテンプラニーリョは果皮が厚く、濃い赤紫色をした成熟の早い品種で、香り高く豊かな酸味とコクを持つワインを造ることができます。現在はスペイン全土で栽培されており、ティンタ・ロリス、ティント・フィノなど、多くのシノニムを持っています。
リオハで使われる黒ブドウにはテンプラニーリョのほかにグラシアーノ、ガルナッチャ(グルナッシュ)、マスエロ(カリニャン)が認められていましたが、2007年からはマトゥラナ・パルダ、マトゥラナ・ティンタ、モナステル(ムールヴェードル)も使用が認められています。
白ブドウはスペインの土着品種であるビウラ(マカベオ)やマルバシア、ガルナッチャ・ブランカが認められていましたが、2007年にはシャルドネ、ソーヴィニヨン・ブラン、ヴェルデホなども使用が認められ、アロマティックでフルーティーな白ワインが造られています。
おすすめのリオハワイン
Castillo Ygay Gran Reserva Especial 2007 Marques de Murrieta
カスティーリョ・イガイ・グラン・レゼルヴァ・エスペシャル 2007 マルケス・デ・ムリエタ
特徴 :
心地よい口当たりと、華やかな香り、複雑に変化していく味わいが特徴。
合わせたい料理 :
「フィレ肉のパイ包み焼き ソース・ペリグー」
Cune Gran Reserva 2011
クネ グラン・レゼルヴァ 2011
特徴 :
しっかりした味わいと芳醇な香りが織りなす調和が魅力。
合わせたい料理 :
「舌平目の香草パン粉焼き ソース・アルベール」
Cune Crianza 2014
クネ クリアンサ 2014
特徴 :
赤いベリーにスパイシーな味わいが特徴のミディアムボディワイン。
合わせたい料理 :
「うずら肉のレタス包み」
Tinto Reserva 2013 Marques de Riscal
ティント・レゼルヴァ 2013 マルケス・デ・リスカル
特徴 :
フルーティーな香りから始まり、オーク樽の香りも感じさせるしっかりとした味わいのワイン。
合わせたい料理 :
「鮪のタタキのカルパッチョ バルサミコソース」
スペインワインの伝統と革新が息づくリオハ
ボルドーの製法を取り入れながらも、スペイン固有のブドウ品種を主に用いて造られるリオハワイン。長い歴史を持つ造り手たちによって、様々なブドウをブレンドして造られる伝統的で上品な味わいから、ひとつのブドウ品種だけを使用した、華やかで個性的な味わいまで、幅広く愉しめる魅力的なワインが造り続けられています。
以上、「ホテルオークラ東京」ウエッブサイトより拝借
BILLY WALKER 氏
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