商品の特徴
Flora & Fauna 花と動物
1991年に United Distillers がシリーズとして発売開始。22種類を発売
1991年最初期ボトルは木箱入りで白キャップ
1992年発売品は黒キャップで木箱入り。その後、カートンボックスに切り替わり。
Flora & Fauna 花と動物という名称は、マイケルジャクソン氏のMalt Whisky Companion 第3刷で1994年に使用されて、業界でその名称が広がり、定着したもの。
◆ 1991年発売品(22種)
Aberfeldy 15年
Aultmore 12年
Balmenach 15年 シェリーカスク
Benrinnes 15年 シェリーカスク
Bladnoch 10年
Blair Athol 12年 シェリーカスク
Caol Ila 15年
Clynelish 14年
Craigellachie 14年
Dailuaine 16年 シェリーカスク
Dufftown 15年
Glendullan 12年
Glenlossie 10年
Inchgower 14年
Linkwood 12年
Mannochmore 12年
Mortlach 16年 シェリーカスク
Pittyvaich 12年 シェリーカスク
Rosebank 12年
Royal Brackla 10年
Speyburn 12年
Teaninich 10年
◆ 1997年 Cask Strength Limited Release
Aberfeldy 17年 1980
Aultmore 14年 1983
Blair Athol 16年 1981 シェリー
Caol Ila 16年 1981
Clynelish 15年 1982
Dailuaine 16年 1980
Linkwood 14年 1983
Mortlach 17年 1980
Rosebank 16年 1981
◆ 2001年追加ボトル
Auchroisk 10年
Glen Elgin 12年
Glen Spey 12年
Strathmill 12年
◆2019年 Reseve Cask Private Collection
2019年に中国だけで木箱入り、ボトルの首掛け記章飾り付きで、発売された。
Auchroisk 28年 1990
Benrinnes 26年 1992
Blair Athol 26年 1993
Dailuaine 29年 1990
Glen Spey 28年 1990
Glenlossie 22年 1996
Inchgower 28年 1990
Linkwood 22年 1996
Mannochmore 27年 1992
Strathmill 30年 1988
Teaninich 21年 1997
Teaninich ティアニニック蒸留所
所在地 近隣蒸留所 Invergordon, Dalmore, Balblair, Glenmorangie
スコットランドで、ハンマーミルとマッシュフィルターを装備している2つの蒸留所のうちの一つ。もう一つはInchDairnie。
マッシュタンは、①糖化の過程と、②糖化後のwort(糖化液)とdraff(麦芽の搾り粕) を分離する過程を1つのマッシュタン(糖化槽)で行うが、
ティアニニックでは①と②の過程を、別々に行う。①をタンクで行い、②をマッシュフィルターを使って行う。
ハンマーミルを使い、麦芽は細かく粉砕されるため、通常のマッシュタンで造られる糖化液よりも、効率よく多くの量の糖化液が造られる。
それによって、スコットランドの人にとっては、異国の香りである日本の緑茶や、桜の香りを産み出すことが出来る。
銅の太い蒸留器によって、オイリーな酒質になるが、ティアニニックの特長である酸味を損なうことなく、巧みに蒸留されている。
1817年 Captain Hugh Monroeが自分の土地に蒸留所を建設
1831年 弟の John Monroeに蒸留所を売却
1850年 Robert Pattision に蒸留所を賃貸
1869年 John Ross が蒸留所を買収
1895年 エルギンのブレンドウイスキー製造会社 Munroe & Cameron 社に蒸留所を賃貸(3年後に売却)
1904年 Robert Innes Cameron が単独の所有者となる。
1933年 前年のRobert Innes Cameronの逝去にともない、遺産管理会社が蒸留所をDistillers Company Ltdに売却
1970年 第2蒸留所として Teaninich A-side を建設。蒸留器6器。
1975年 ダークグレーン工場を建設(グレインの滓を家畜の飼料にする工場)
1984年 オリジナル蒸留所 Teaninich B-side 閉鎖。
1986年 ギネスがDCLを買収し、傘下のすべてのワイン・スピリッツ会社を統括する新会社United Distillersを設立
1991年 ティアニニック蒸留所操業再開を記念して12年発売を発売、また、花と動物コレクションの一員として10年発売開始
1997年 ギネスがグランドメトロポリタンと合併して世界最大の所蔵会社 Diageo誕生
2000年 マッシュフィルターを Teaninich A-sideに装備
2001年 The Manager's Dram17年リリース
2013年 4月ディアジオ社は同社の中心的な蒸留所としてティアニニック蒸留所を位置付け、16基の蒸留器を備えた大規模な蒸留所を隣接地に増設することを発表。
2014年 6器の蒸留器を増設、8槽の糖化槽を増設
MASH FILTER マッシュフィルター(糖化液裏漉機)
スコットランドで、ハンマーミルとマッシュフィルターを装備している2つの蒸留所のうちの一つ。もう一つはInchDairnie。
マッシュタンは、①糖化の過程と、②糖化後のwort(糖化液)とdraff(麦芽の搾り粕) を分離する過程を1つのマッシュタン(糖化槽)で行うが、
ティアニニックでは①と②の過程を、別々に行う。①をタンクで行い、②をマッシュフィルターを使って行う。
ハンマーミルを使い、麦芽は細かく粉砕されるため、通常のマッシュタンで造られる糖化液よりも、効率よく多くの量の糖化液が造られる。
それによって、スコットランドの人にとっては、異国の香りである日本の緑茶や、桜の香りを産み出すことが出来る。
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