商品の特徴
HISTORY 歴史
1843年 Balblair蒸留所の共同オーナーであった、William Mathesen と John Mathesen によりモーレンジ・ビール醸造所を蒸留所に改築し創業
1849年 操業開始
1887年 Maitland brothers と Duncan Cameron が共同オーナーとなった the Glenmorangie Distillery Co.がマセソン家から蒸留所を買収。
John Taylor Gin Distilleryからジン製造用の長いネックの蒸留器2器を移設
1918年 MacDonald & Muir Ltd. が買収。 同社のブレンドウイスキー”Higland Queen”のキーモルトとして製造
1976年 オリジナルの蒸留器と同型の蒸留器を2器増設し、合わせて計4器になる
1981年 この頃フロアーモルティングを取り止め
1990年 蒸留器を4器増設し、8器になる。
1995年 Wood Finish (Port, Madeira, Sherry) をリリース
2004年 オーナー家のマクドナルド・ミューア社が、保有する3つの蒸留所グレンモーレンジ、グレンマレイ、アードベッグを Louis Vuitton Moet Hennessey に売却。また同社は、Scotch Malt Society Society スコッチモルトウイスキー協会を買収。
2007年 THE LASANTA(シェリー樽フィニッシュ)、THE QUINTA RUBAN(ポートワイン樽)、THE NECTA D'OR(ソーテルヌ樽)を発売
2008年 オーナーのLVMHは、Highland Queen の商標をPicard Vins et Spiriteuxに売却、グレンマレイを La Martiniquaise に売却
2009年 蒸留器を4器増設し、計12器になる。
Picard Vins et Spiriteux(タリバーディン蒸留所の所有者)の子会社The Highland Queen Scotch Whisky Co Ltd. がハイランドクイーンを一新して発売開始。
ハイランドクイーンのキーモルトは、タリバーディンに変更となる。
FACTS 基本情報
麦芽のピート燻蒸によるフェノール値は2ppmで、ニューメイク(再留後にできた蒸留液)のフェノール値はより低くなり0ppmに近い。 現在、製造されているモルトウイスキーは100%シングルモルト用として製造されている。
2009年以降、ブレンドウイスキー Highland Queen には使われていない。
蒸留器は独特の長いネック(5.14m)でスコットランドで最も長いネックで有名です。創業当時に使った中古のジン蒸留所のポットスティルを複製しています。
初留、再留それぞれ6基ずつの計12基で、水蒸気加熱式(蒸留器の中に湯沸かし器と渦巻き状の管がある。水蒸気を熱源としてウォッシュ発酵液を蒸留する)。
初留基は13,000リットル、再留基は8,200リットルと、再留基が小さい。
水源は、ターロギーの泉で硬水。
硬水は鉄分やマンガンが着色の悪影響を及ぼすため、一般的には酒造には不向きとされるが、カルシウム、マグネシウム、亜鉛などは酵母のはたらきにも影響するため、単純に硬度だけで適性を判断することはできない。
1991年発売品の筒
1990年まで使われていた筒の裏に、75clを70clに印刷し直したステッカーを貼って流用した1991年発売品の筒
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