グレンファークラス Probably Speyside Finest18年 ダグラスレイン創業60年
- 商品コード:
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25-27
- 商品概要:
- ダグラスレイン創業60年に同社保有の特別優良な樽原酒を加水せずに瓶詰した記念品。Probably Speyside Finest Distilleryは同社がグレンファークラスを瓶詰する際に使用する名前。最初に樽貯蔵されていた中身の原酒を樽から出した後、Pomerolワインを貯蔵し、さらにそのワインを樽から出した後にグレンファークラスを入れて後熟させた特別品。豪華木箱、豪華ガラス瓶。
- 蒸留所/ブランド:
- Glenfarclas(グレンファークラス)
- 関連カテゴリ:
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アーカイブ 保管庫 (売切)
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ボトラー瓶詰業者
> ダグラスレイン社 Douglas Laing
ポイント:
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Douglas Laing ダグラスレイン社
1949年にグラスゴーで設立されたボトラーですが、その前身はアメリカを主な取引先とする海運業者でした。当時はブレンデッドウイスキーの需要が爆発的に高まっており、スコッチウイスキーの輸出業に進出、その時のストックを原点として、ダグラスレイン社の歴史が始まっています。
同社が日本の皆様に愛されてきた理由は、その突出して高い品質にあります。ブレンデッドウイスキーの生産者(ブレンダー)としての一面を持つ彼らは、シングルモルトとしての基準に満たない樽は全てブレンデッドウイスキーへ回し、品質に妥協しないリリースを続けてきました。
1990年代末から発売開始となった Old Malt Cask シリーズは同社の中心的なシリーズで、基本的にアルコール度数50%で瓶詰めされています。素晴らしい酒質であり、同時に大変コストパフォーマンスに優れたボトルとして発売当初から発売と同時に即完売が続いているシリーズです。特に、2000年頃に発売された同シリーズの1960年代蒸留のアードベッグは大変安価で、かつ大変優れた品質によって、その後の世界的なアードベッグ人気の機運が生み出される原因となった伝説的なボトルと言われています。
同社は2013年に分社をして、弟のフレッド・レイン氏がダグラスレインという会社名を引き継ぎ、現在では娘のキャラ・レイン氏と共に同社を盛り立てています。 ブレンダーとしての経験を大いに生かし、ビッグピートを始めとする革新的なエリア別ブレンデッドモルト、リマーカブルリージョナルモルトシリーズをリリースするなど、意欲的なリリースを続けています。
Glenfarclas グレンファークラス蒸留所 所在地
麦芽のピートによる燻蒸はライトピーテッドで、フェノール値は1~3ppm 発光槽は、木製の蓋の付いたステンレス製 蒸留は、ガス直火式 蒸留器は、バルジ(ボール)型 熟成庫は、伝統的な地面から3段に積み上げるダンネージ式で5万2千樽を貯蔵
1836年 ロバート・ヘイが自らの農場で蒸留所の営業をする免許を税務署から取得(1823年の酒税法改正から13年後) 1865年 ヘイ氏が逝去後、Grant家が蒸留所を買収 1895年 Grant家とPattisonによる共同経営会社 the Grants and Pattison, Elder & Co.が、Glenfarclas-Glenlivet Distillery Co.を設立し、グレンファークラス蒸留所を運営 1898年 Pattisonが破産し、Grant家が単独オーナーになる。 1960年 蒸留器を2器増設し、4器に 1968年 後に"Glenfarclas105"と名称変更する、カスクストレングスのシングルモルトを業界で初めて発売 1972年 フロアーモルティング製麦法を取り止め 1973年 蒸留所に観光案内所を設置 1976年 蒸留器を2器増設し、6器に 2007年 Family Casks Selection 発売開始
1980年代の景気低迷期に、多くの蒸留所が閉鎖、生産縮小の中、ひとり増産を継続 増産することができた原動力は、イアンマックロード社との契約。当時、イアンマックロード社は国内外のスーパー、ホテル、小売店、軍隊、各種団体のプライベイト・ブランドを企画販売しており、グレンファークラスとの契約上、グレンファークラスの名前を伏せて、それらの団体のプライベイト・ブランドにグレンファークラスのシングルモルトを瓶詰販売していました。例えば、当時、日本では東京の京晴がイアン・マックロード社を介してプライベイト・ブランド(グレン・アーマーという名称)を販売していました。グレンファークラスは、イアン・マックロード社が持つ世界的に広く多様な各種の団体への販路をとおして、自社の製品を安定的に販売することができたため、80年代の景気低迷期に増産を継続できました。また、イアン・マックロード社も80年代のグレンファークラスとの特別の関係が現在のイアン・マックロード社の基礎になっています。グレンゴイン蒸留所、タムデュ蒸留所を買収し、グレンファークラスと同様にシェリー樽熟成に重点を置いたシングルモルトを販売しています。また、80年代当時から続く、グレンファークラス(グラント家)とイアン・マックロード社との特別の関係は現在も続いており、イアン・マックロード社は世界各国のスーパー、ホテル、小売店をはじめ、様々な団体にプライベイト・ブランド用にグレンファークラスのシングルモルトを名前を伏せて販売しています。