商品の特徴
Ardmore アードモア蒸留所 FACTS 基本情報 と HISTORY 歴史
【FACTS 基本情報】
アードモア蒸留所はブレンドウイスキーTeacher's のモルト供給源として製造されてきたため、シングルモルトとしての発売は少なく、GMの蒸留所公認ラベルをはじめとして、CADENHEADなど詰業業者のものが手に入る程度だったが、素晴らしいピーテッド・ウイスキーとしてウイスキー通の間では定評があり、愛飲されてきました。
初留基、再留基とも4基ずつ、計8基。
型はタマネギ型。熱源は、強力なボイラーを使って水蒸気で加熱するため、重厚な酒質となる。
発酵槽は、木製。
麦芽のピート燻蒸はミディアムで、フェノール値は、25 ppm。
ノン・ピート麦芽を使って製造される Ardlair アードレアは、0ppm。
ブレンドウイスキー Teacher's の主要モルトを製造してきたため、シングルモルトとしの販売は非常に少ない。
【HISTORY 歴史】
1830年 William Teacher(当時19才)がグラスゴーの Anderson地区の食料品店で酒類販売業免許を取得。その食料品店は当時のガールフレンドの母親が所有していた店。
1898年 William Teacher の子 Adam Teacherが "Teacher's Blended Whisky" にブレンドするモルトウイスキーを製造するため蒸留所を建設
1923年 有限会社として組織改編
1955年 蒸留器を2器から4器に増設
1974年 蒸留器を8器に増設
1976年 Teachers社がAllied Distillersに吸収合併される。
1978年 自家製麦(サラディンボックス式精麦法)を取り止め、麦芽を外注とした
2001年 石炭直火加熱蒸留からガス水蒸気加熱蒸留に変更(スコットランドで最後から2番目。最後は同系列の 2005年 Glendronach)
2005年 アメリカのイリノイ州Deerfield に本社を置く"Fortune Brands"の後援を受けたフランスのペルノ・リカール社がアライド・ドメックを買収、ティーチャーズ・ブランド (アードモア、グレンドロナック) とラフロイグを傘下にいれる。
2011年 Fortune Brandsが2つの会社に分割し、そのひとつ Beam Inc.の管轄となる。
2014年 サントリーがジムビームを買収。現在、アードモア蒸留所はサントリーの傘下となっています。
TEACHER'S ラベルの裏に印刷されていたARDMORE蒸留所
TEACHER'Sのボトルは、70年代までは、ボトルのラベルの裏側にARDMORE蒸留所が印刷されていて、ボトルの裏から見ることができました。
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