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地域 Speyside スペイサイド
蒸留年代 1957
瓶詰年代 2016
熟成年数 59年
アルコール度数 43%vol
容量 70cl
シェリー樽、その他
ボトラー MASAM (SAMAROLI)
シリーズ NO AGE CUVEE
ボトルタイプ Limited: 限定品

サマローリ氏最後のプライベイトストック No Age Cuvée 最高のブレンドウイスキー

販売価格(税込):
81,312
申し訳ございませんが、只今品切れ中です。
商品コード:
158-3-B3
商品概要:
サマローリ氏が生前に買い付けスコットランドで熟成を続けた個人所有の樽原酒から同氏が最後にブレンドした貴重品。このボトルを発売後にサマローリ氏は帰幽されました。モートラック59年からグレンバーギ12年まで幅広い原酒をブレンド。Cuvéeはフランス語で「熟成樽」。国外向け木箱入。瓶詰1,248本。事業を引き継いだ夫人が事業を終了し、2023年に残りのストックが日本のスリーリバーズ社に引き渡されました。
蒸留所/ブランド:
Mortlach(モートラック)
蒸留所/ブランドURL:
http://www.samaroli.it/en/
関連カテゴリ:
ボトラー瓶詰業者 > サマローリ Samaroli (イタリア) 
貴重品
ポイント: 0 Pt

NO AGE CUVEE 2016


BLENDED SCOTCH WHISKY


伝説の人サマローリ氏の遺品プライベイトストック   


43%  70cl 瓶詰1,248本


サマローリ氏が生前に自らブレンドした最後の遺品「NO AGE」シリーズ CUVEE 2016。

以下、2017年2月に日本で最初に発売された際の輸入元スリーリバーズの案内文です。


ラベルには自分の名前のサイン、その年齢からもサマローリ氏がウイスキー業界での集大成としている情熱が伝わります。


ノーエイジは1990年代後半、ウイスキーの樽がいつか枯渇することに気が付き、シングルカスクでなくてもエイジング表記がなくてもハイクオリティなリリースを、と「ノーエイジ」は生まれました。


その頃からリリースを続けているサマローリ氏の代名詞「ノーエイジ」。


優しく綺麗で複雑なボディ、ライトなスモークとスパイス&タンニンが上品で、ノンストレスで優雅にゆっくり嗜めます。幻の銘酒が多くブレンドされており、圧倒されます。


※使用モルト:商品に同梱の小冊子に記載有り


1957 MORTLACH - 1959 SPRINGBANK - 1962 SPRINGBANK - 1964 BRUICHLADDICH Sherry - 1965 SPRINGBANK - 1967 TOMINTOUL - 1967 LAPHROAIG Sherry - 1968 THE GLENLIVET Sherry - 1970 LAPHROAIG  - 1971 THE GLENLIVET Sherry - 1971 GLEN GARIOCH Sherry - 1973 LONGROW - 1974 LONGROW Sherry - 1974 ARDBEG -  1975 GLEN GARIOCH -  1976 ARDBEG - 1977 ARDMORE - 1977 CAOL ILA - 1978 TALISKER Sherry - 1979 SPRINGBANK Sherry -  1979 GLEN GRANT Sherry - 1980 HIGHLAND PARK - 1980 TALISKER - 1981 PORT ELLEN - 1984 MORTLACH - 1984 HIGHLAND PARK - 1984 MILTONDUFF - 1985 SPRINGBANK Sherry - 1985 GLEN GRANT - 1987 LONGROW - 1987 TALISKER  - 1988 LAGAVULIN - 1989 LINKWOOD Sherry - 1990 GLENBURGIE - 1990 HIGHLAND PARK - 1997 CRAGGANMORE - 2001 DAILUAINE - 2004 GLENBURGIE


以上のモルトウイスキーにグレーンウイスキーが約20%ブレンドされています。グレーンウイスキーの出どころは非公開となっています。


洋梨&シナモン、磯とこもったスモーク、
ボディはソフトで甘くバナナや梨、徐々にドライで奥にライトなスモークと潮、ヨード、苦味あるハーブ
フィニシュはホットなクローブがソフトに長く続く。

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商品の特徴

Masam (サマローリ氏の夫人Maryse Samaroliさんの名前から命名)

MASAMは、サマローリ氏が私有するラムとウイスキーのコレクションを世の中の愛飲家に提供するためにサマローリ氏がサマローリ社の経営から退いた後に、サマローリ氏自身で立ち上げたブランドです。


MASAMは、サマローリ氏の夫人Maryse Samaroliさんの名前から命名されました。


サマローリ氏の後、夫人がその事業を引き継いでいましたが、2023年にご夫人が事業を終了されました。


2023年の事業終了に当たり、MASAM社の日本の正規輸入代理店の東京スリーリバーズ社にMASAM社の在庫が納品されることになり、それを数本、弊店オールドリバーウイスキーに分けていただきまして、


今回、弊店の会員の皆様に入手のチャンスをご提供できることになりました。


 


ウイスキー界の伝説の男、イタリアのシルヴァノ・サマローリ氏が2017年にご帰幽されましたが、数々の功績を残した彼の軌跡は今も色褪せることなくウイスキー愛好家の胸に深く刻まれています。


サマローリ氏は約50年に及ぶキャリアを持つスコットランド以外のインディペンデントボトラーの草分け的存在であり、その樽選びの品質の高さ及びラベルデザインの芸術性は後のボトラーにとっては伝説の存在となっています。


 

(店主の逸話)

サマローリ社のウエッブサイトから商品の名前の由来についてお尋ねをしたことがあります。


すると翌日にはメールで分かりやすい回答がありました。


その回答のスピードと分かりやすい説明文に、顧客の知識の程度を考えて、その顧客に最適な回答をしてくれる姿勢を感じ、顧客一人一人に向き合い、大切にする社風を感じました。


そして、回答の一番下に回答をした担当者の名前を見てびっくり。何と、Silvano Samaroli氏でした。


一顧客のちょっとした質問に対して、わざわざご本人から回答をいただき、恐縮した次第です。


氏の優しいお人柄を感じ、非常に感動しました。

SAMAROLI サマローリ社

SAMAROLI社は1968年イタリアのローマで創業。シングルモルトの輸入業者の先駆けとなった会社。


1969年にはリンクウッドのイタリア正規代理店として、当時非常に珍しかったカスクストレングスのリンクウッド12年を、バー・オーナーでありウイスキーコレクターのEdward Giaccone エドワルド・ジャコーネ氏のために瓶詰販売しています。1979年には、ケイデンヘッドのイタリアの正規代理店として、ずんぐりボトルをイタリア向けに特別仕様のラベルで発売されました。続いて1981年「花シリーズ」を発売。それらのラベルの芸術性は、他のボトラーに大きな影響を及ぼし、今日、多くのボトラーがラベルに凝るようになっています。


1980年代にはケイデンヘッドから直接仕入れの数を増やし、カスクストレングスでの瓶詰品も販売するようになりました。グレングラント1969、グレンギリー1971など。また、スキャパ、トーモア、ジュラのボトルは史上最高品質であろうと言われています。シングルカスクをボトリングする場合と、複数の樽原酒をバッティングして瓶詰めすることもありました。80年代の後半には、カスクストレングスの瓶詰品が商品の大半を占めるようになりました。


1990年代になると、ケイデンヘッド以外の多様な仕入元から商品を調達するようになり、2000年代初頭には、長期熟成原酒の需要が業界で高まったため、瓶詰の数は減ってきました。


2008年 Silivano Samaroli氏から、Antonio Bleve氏に会社の日々の経営が引き継がれましたが、その後、2017年2月まで Silivano Samaroli氏は、経営に重要な役目を果たし続けました。


今日でも、そのラベルの芸術性と高品質のウイスキーを瓶詰し続けており、また、現代のイタリアやヨーロッパのボトラー同様に、ラムも手掛けるようになっています。


サマローリ氏は、1939年にボローニャ生まれ、2017年2月20日帰幽しました。77歳でした。


同社の前販売部長の Francesco Saverio Binettiは、氏のことを思うと「『伝統と革新のブレンド』という言葉が、すぐに、私の心に思い浮かびます。」と言っています。

Silvano Samaroli 氏

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