商品の特徴
Strathmill ストラスミル蒸留所 FACTS 基本情報
グレンスペイ、ノッカンドーと共に、人気ブレンドウイスキー J & B のキーモルト
アイラ川の側に所在する。
近隣蒸留所は、ストラスアイラ蒸留所とグレンキース蒸留所で、それらの南南西800ml
オーナーはディアジオ
仕込み水は、敷地内に沸く泉の水
麦芽:自社(バーグヘッド)
麦芽のフェノール値:ノンピート
麦汁の透明度:透明
ウイスキー酵母:プレス酵母
糖化槽:セミロイター式 ステンレス製
仕込量:9.1トン/回
発酵槽:6槽ステンレス製
発酵時間:60時間(5槽)、週末土日を挟んで90-120時間(6槽)の2通りで行っている。
蒸留器:バルジ型の初留(10,700リットル)、再留(6,000リットル)各2器の計4器、再留器に精留器が取り付けられている。
熱源:水蒸気加熱式(Steam Pans)
コンデンサー:シェル&チューブ式
ニューメイク度数:72%
瓶詰度数:63.5%
再留器には精留器が付いている
壁の外に設置されている精留器から細いラインアームが再留器のポットに繋がれている。
蒸留気体のうち、重い成分が整流器で冷やされて液体となり、細いラインアームかポットに戻され、再蒸留される仕組み。
系列のグレンスペイや、グレンロッシーと同様に、精留器のはたらきで、ニューメイクにはオリーブオイルのようなオイリーさが加わる。
それは、軽やかなフルーティさと新鮮な草のかおりとの相性が良く、それらが見事に融合する。
HISTORY 歴史
1880年代から90年代にかけてのウイスキーブームの中で改造可能なビール工場、製粉場、食品工場はウイスキー蒸留所になったと言われている。ストラスミルは、1891年に製粉所から蒸留所に改造された。
1891年創業時の名前は、STRATHISLA ストラスアイラ (現在のストラスイアラは、当時 Milton ミルトン蒸留所という名前)、その次に、GLENISLA-GLENLIVET グレンアイラ・グレンリベットと変更。1895年創業4年目にギルビー社が買収し、STRATHMILL ストラスミルと名称変更
1823年 トウモロコシ製粉場を蒸留所に転用
1837年 蒸留器を撤去し、再び製粉場に戻す。
1891年 再び製粉場を蒸留所に転用。蒸留所名は当初 Strahisla ストラスアイラ、次に Glenisla-Glenlivet グレンアイラ-グレンリベット蒸留所
1895年 Knockando ノッカンドー蒸留所 と Glen Spey グレンスペイ蒸留所のオーナーで、ジン製造会社の W. & A. Gilbey 社が買収し、Strathmill ストラスミル蒸留所に名称変更
1962年 オーナー会社の W.& A. Gilbey 社とUnited Wine Traders 社 (Justerini & Brooks のオーナー会社) が合併し、International Distillers & Vintners を設立
1968年 蒸留器を2器増設し、合計4器に。2器の再溜器のラインアームに Purifier 精留器を設置
この頃フロアーモルティングを取り止めて、バーグヘッドから麦芽を調達
1972年 International Disitllers & Vintners が ビール製造会社 Watney Mann に買収される。
Watney MannがGrand Metropolitan Hotelsに合併吸収される。蒸留所の運営は、子会社の Justerini & Brooks 社に委任
1997年 Grand Metropolitanとギネスが合併して世界最大の酒造会社Diageoが誕生
2001年 オフィシャルボトル「花と動物12年」発売
* 蒸留所敷地内に、熟成庫7棟を持つ。5棟ダンネージ式 (地面から最高で3段まで積み上げる) で、2棟ラック式 (4段以上積み上げる)
* ニュースピリッツはすべてタンクローリーで Auchroisk オスルージスク蒸留所へ運ばれて樽詰され、そこで熟成される。
一部がストラスミルに戻されてストラスミルの熟成庫で熟成されている。
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