Mortlach 15年 GM 流通1980年代 蒸留所ラベル ミニチュア
Mortlach モートラック蒸留所
隣接蒸留所 Balvenie, Kinnivie, Glenfiddich, Glendullan, Dufftown
1823年 ダフタウン初の合法蒸溜所として産声を上げた。
時はヴィクトリア期初期、産業革命のエネルギーが英国中を包み込み、活気が漲っていた。
操業開始から130年を経た1953年、当時の経済を支える鉄橋やトンネル、駅の構築に貢献し大成功を収めていたエンジニア、ジョージ・コーウィーが新オーナーに就任し、技術者という視点から、ウイスキーの製造工程を体系的に、科学的に構築する。
そして息子であるアレクサンダー・コーウィーはロンドン大学の薬学部に在籍し薬学で培った経験を生かし、モートラック独自の蒸溜方法「2.81回蒸溜」を生み出した。
その後アレクサンダーは62歳で引退を決意、ジョニー・ウォーカー&サンズ社に蒸溜所を売却した。
ジョニ黒の構成原酒の中でキーモルトとして重要な役割を果たしてきた。
「花と動物」シリーズの一員として、1991年にオフィシャルボトルがリリースされたものの、それまでオフィシャルでシングルモルトとしてボトリングされることは殆どなかった。
ところが、日本では、1980年代にジョニーウォーカーから12年物のモートラックが発売されていた。そのため、そのボトルは、現在では、英国でたいへん稀少な物として取引されています。
Diageo社はモートラックを同社の中核的な蒸留所と位置付け、増産体制を整えています。