商品の特徴
SCAPA スキャパ蒸留所
スキャパの特徴は、ノンピート麦芽を100%使用していることと、初留釜にローモンドスティルを使用していることです。
ローモンド式蒸留器はロッホローモンド蒸留所でも使用されていますが、スキャパのローモンド式蒸留器には中に精留板が設置されていない独自の蒸留器です。ローモンド式蒸留器で蒸留したスピリッツは概してオイリーな酒質となります。
仕込水は、蒸留所周辺の泉を使用。中硬水。
※ 硬水は鉄やマンガンなどが着色などの悪影響を及ぼすため醸造には不向きとされ、多くの蒸留所では軟水を使っている。しかし、カルシウム、マグネシウム、亜鉛などはウイスキー酵母の増殖に必須なミネラルであり、また、カルシウムは酵素のはたらきにも影響するので、水の硬度だけでは、ウイスキー製造用の仕込水としての適性を判断できない。
スキャパは、ハイランドパーク、グレンリベット、ストラスアイラ、オーバン、グレンモーレンジと並んで、中硬水を使って銘酒が造られることを証明する代表的な一例。
※ 中硬水は、WHO(世界保健機構)の水質ガイドラインでは、硬度60度までを軟水、120度までを中硬水(中程度の軟水)、180度までを硬水としています。それ以上の場合は、高硬水としています。
硬度は水に含まれるカルシウムとマグネシウムの量で計算します。
硬度=(カルシウム量×2.5)+(マグネシウム量×4.1)
硬度1度=1mg/1リットル。1リットルの水に、(カルシウム量×2.5)+(マグネシウム量×4.1)=1mgの場合、硬度1とします。
例えば、1リットル中に、カルシウム20mg、マグネシウム13mgがあったとすると、硬度=(20×2.5)+(13×4.1)=103.3となり、61度以上で、120度までですので、「中硬水」ということになります。
HISTORY 歴史 (写真は第二次大戦前)
1885年 Macfarlane & Townsend によって操業開始
1919年 Scapa Distillery Co.が蒸留所を買収するも、火災で損害を受ける
1934年 破産
1936年 Bloch Brothersが買収し、操業再開
1954年 カナダのHiram Walkerが買収
1954年 蒸留所建物を再建
1959年 ローモンド式蒸留機を導入
1979年 ローモンド式蒸留器の製造許可証が更新されず無効となる
1987年 アライドライオンズ社がハイラム・ウォーカー社を買収
傘下の蒸留所(アードベッグ、ミルトンダフ、スキャパなど)を手中に入れる
1994年 蒸留所閉鎖。蒸留設備を保全するためにハイランド・パークの技師が時々、蒸留を継続
2004年 12年終売とし、14年を発売開始。200万ポンドを掛けて蒸留所を修繕
2005年 ペルノリカール社がアライドメック社を買収
2015年 観光案内所を開設
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