商品の特徴
TOBERMORY DISTILLERY FACTS & HISTORY
TOBERMORYトバーモリーの意味は「メアリーの井戸」、LEDAIG レチェグの意味は「安全な港」
写真はマル島の入り口の「安全な港」
取水源は、ミニッシュ湖と周辺の湖から流れでるレチェグ川の支流のGearr Abhainn ギアー川
麦芽は外注で、フェノール値は、トバーモリー用はライト・ピーテッド 2ppm / レチェグ用はヘビー・ピーテッド 35ppm
糖化槽(マッシュタン)は鋳鉄製で蓋は銅製。
発酵槽(ウォッシュバック)は木桶4槽。容量は25,000ℓ。
蒸留器は4器。サイズは標準的なサイズで、初留器が20,000ℓ、再留器が18,000ℓ。
型はボール(バルジ)型で、底部とネックの間に風船のような膨らみを持つ。
熟成庫は、限定特別品のための熟成庫を持つが、その他の熟成はディーンストン蒸留所の熟成庫で行っている。
1798年 地元の昆布商人John Sinclairが創業
1823年 税務署から蒸留免許を取得(酒税法改正の年で、グレンリベット蒸留所より1年早い)
1890年 John Hopkins & Co. が買収
1916年 Distillers Company Ltd.がジョン・ホプキンス社を買収
1930年 - 1972年 閉鎖
1972年 - 1975年 操業
1975年 - 1978年 閉鎖
1978年 - 1981年 操業
1982年 閉鎖
1992年 閉鎖中のトバーモリー蒸留所の操業再開および税金対策のために資金調達会社 The Spirit of 1992 PLC が立ち上げられた。
1993年 10年ぶりに操業再開。その際に蒸留した原酒のうち、150,000 litres を資金調達会社が保有し、その他の原酒と蒸留所は Burn Stewart社に£800,000で売却された。
1998年 操業再開から5年が経過し、調達会社の保有していた原酒の大部分がブレンダーに売却され、20樽のHogshead樽原酒 を残し、888本が瓶詰め販売された(Shareholders of Spirit 1992 ISLE OF MULL)。
2002年 CL Financial 社(トリニダード・トバゴ)がBurn Stewart社を買収
2003年 CL Financial 社が、Bunnahabhain Distillery と Black Bottle ブランドを買収
2013年 現オーナーDistell 社(南アフリカ)がBurn Stewart社を買収
Tobermory Leaflet in 1980s
トバーモリー蒸留所のポットスティル
蒸留器は4器。サイズは標準的なサイズで、初留器が20,000ℓ、再留器が18,000ℓ。型はボール(バルジ)型
ボール(バルジ=底部とネックの間にある風船のような膨らみ)の役割 初留器には、モロミが濾過されずに投入されるため、酵母などの様々な内容を含んだ状態になっており、加熱されることで、酵母からアミノ酸や脂肪酸エステルなどが溶出し、それらにより泡立ち状態の泡沫相ができる。そこでは、含硫アミノ酸分解など酒質を強めるような反応が起こり、複雑な反応が起こっているが、その泡沫が破裂することで、霧状ミストになる。そのミストには本来蒸留されないような高沸点成分や固形成分が含まれており、そのミストの発生量をコントロールすることが初留の重要な作業となる。そのミストの原因となる泡立ち具合を目視するために、釜の中を見ることができる「サイトグラス」が取り付けられている。ノックデュでは珍しく2つのサイトグラスが付けられている。
また、釜の中で銅を触媒として様々な香味成分が形成される他、アルコール蒸気中に含まれる硫黄化合物と銅が反応することで、不快な香気成分である硫化メチルや二硫化メチルなどの「オフ・フレーバー」を除去・分離できる。一例としては、硫化水素(腐った卵臭)に酸化銅が反応して硫化銅(黒い固形物)と水が生じて、硫化水素が取り除かれる。
Chateau Beychevelle シャトー・ベイシュヴェル
「メドックのヴェルサイユ」と呼ばれるほどの美しいシャトー
https://beychevelle.com/accueil/?lang=ja
シャトー・ベイシュヴェルの歴史は14世紀にまで遡ります。中世にジロンド河を通る船乗り達が、この地の領主だったフランス海軍提督に敬意を表すため、「ベッセ・ヴワール」(帆を下げよ)と、叫んでいたのがシャトー名の由来。
現在は、「メドックの小さなヴェルサイユ」と呼ばれるほど美しいシャトーとして知られています。
1855年の格付け当初は、フランス革命などの混乱から品質が低迷、4級に甘んじてしまいました。
しかし現在、その品質はしばしばサン・ジュリアン(下の写真、解説を参照ください)のトップと肩を並べられるほどに回復。「格付け第2級に匹敵する」とも言われています。
ベイシュヴェルは2005年より、自然環境に配慮した栽培と醸造を目指している団体、「Terra Vitis」の適合証明書と「Agriculture Raisonnee」としての資格を取得。
有機的な栽培方法にこだわり、環境にも身体にも優しいワインを製造しています。
(引用:ENOTECAonline)
Saint Julien サン・ジュリアン
華やかさと複雑さを兼備したボルドーの神髄
「サン・ジュリアンの王」と称えられるメドック格付け第2級シャトー・レオヴィル・ラスカーズや、スーパーセカンドの代表格である第2級シャトー・デュクリュ・ボーカイユを有し、世界のワインラヴァーを魅了し続けるアペラシオン、サン・ジュリアン。格付け第1級シャトーこそ存在はしないものの、華やかさと複雑味を兼備した味わいを生み出す、ボルドーの真髄として重宝されています。
格付け1級に迫るシャトーが多数存在、安定感を誇る堅実な銘醸地
サン・ジュリアンは、クラシックなボルドースタイルに魅せられるシャトー・タルボやレオヴィル3兄弟の格付けシャトーはじめ、シャトーとシャトーが隣合う比較的小さな村です。ポイヤックやサン・テステフ、マルゴーなどの主要産地の面積が1,100ha以上であるのに対して、サン・ジュリアンは910haのみ。しかし、裏を返せばそれだけ厳選されたテロワールを持っているということ。
事実として、サン・ジュリアンのメドック格付け11シャトー中、5シャトーが2級に位置付けられ、1級クラスの実力を持つスーパーセカンドも数多く存在します。サン・ジュリアンは、テロワールと生産者のレベルが、メドック随一の高さを誇ると言っても過言ではありません。
村はメドックの中央に位置。ジロンド河沿岸に向かってなだらかに傾斜した地形にあります。土壌は大きな石の混じる粘土質や石灰質の層をベースとした、水捌けの良い砂利質土壌で構成されます。また広々とした平地のため、いずれのシャトーも日当たり、風通しとも良好。そのため、凝縮感のある上質なカベルネ・ソーヴィニヨンが育ち、メドック地区の中でもクオリティの高いワインを造り上げることが出来るのです。
また、ヴィンテージに左右されにくい環境でもあり、こういった恵まれた条件が、抜群の安堵感を与えてくれるワインと言われる所以なのです。
早くから愉しむことが出来る、華やかさと豊満さが魅力の味わい
サン・ジュリアンにおいて、ブドウ品種はカベルネ・ソーヴィニヨンを主体に、カベルネ・フラン、メルロ、マルベック、プティ・ヴェルド、カルメネールなどが使用されています。
サン・ジュリアンのワインは、マルゴーとポイヤックに挟まれていることから両者の特徴を兼ね備えているとも言われ、しなやかで力強いタンニンを伴う、華やかさで豊満な味わいが特徴。北側は粘土の多い土壌のため厚みのあるスタイルとなり、南側は砂利が多いため緻密なスタイルになります。しっかりとした骨格と凝縮感を持ち熟成ポテンシャルにも優れますが、サン・テステフやポイヤックなどのワインと比べ、早くから愉しめることも魅力の一つです。
また、他のアペラシオンの格付けシャトーと比べると、良心的な価格であることも特徴。そのためバックヴィンテージであっても、比較的お値打ちな価格で手に入れることができ、熟成ボトルを見つけたら購入すべき、狙い目のアペラシオンとも言えます。
(引用:ENOTECAonline)
(地図引用:Firadis ワイン辞典 Tell me Wine)
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