Ballantine's 30年 75cl 1980年代末の瓶詰、90年代初頭の日本輸入
- 商品コード:
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210-30-1
- 商品概要:
- 1987年アライド・ライオンズがハイラム・ウォーカーを買収しアライド・ディスティラーズを設立しましたが、2002年にダンバートン蒸留所を閉鎖、さらに2005年にペルノリカール傘下シーバス・ブラザーズに買収されました。マスターブレンダーのロバート・ヒックスがバランタイン17年で最も重要なコンポーネントはダンバートンのグレーンと言っていましたが、そのダンバートンも2012年に建物が解体され消滅。
- 蒸留所/ブランド:
- Miltonduff(ミルトンダフ)
- 関連カテゴリ:
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アーカイブ 保管庫 (売切)
ポイント:
0
Pt
Ballantine's 30年
表ラベルに容量度数表記、75 cl 43 %vol
裏ラベルの輸入者ラベルに、750 ml 43 %vol
バランタインは、"THE SCOTCH"と称えられるスコッチを代表する銘柄
30年は1960年代には発売されていました。
カナダのハイラムウォーカー社
1935年にハイラムウォーカー社がバランタイン社を買収し、2年後の1937年にスコットランド現地法人を設立、バランタイン17年を開発しました。同年には、ダンバートン・グレーンウイスキー工場を建設しました。
当時のアメリカ市場は禁酒法が撤廃され、酒類の需要が爆発的に増加しており、輸出拡大を狙った動きだったと言われています。
日本への輸出は、戦後になってからの1950年代で、日本を含む世界中に輸出されるようになりました。
“魔法の7柱”(Ballantine’s magnificent seven)
バランタイン17年のキーモルトについての通称として、日本で知られています。
バランタイン17年の重要なキーモルトの供給源として、7つの蒸留所(アードベッグ、グレンカダム、グレンバーギー、スキャパ、バルブレア、プルトニー、ミルトンダフ)を指すものです。
それらの7蒸留所は全てハイラムウォーカーの所有する蒸留所となりましたが、そのうち、プルトニー蒸留所は1930年~1951年の間、閉鎖されていました。
そのため、プルトニーをバランタイン17年の原酒として使うためには、1968年まで熟成を待たねばなりませんでした。
つまり、魔法の7柱がバランタイン17年のキーモルトとして使われているボトルは、早くとも1968年以降に発売されたボトルということになります。
アライドディスティラーズ
1987年アライド・ライオンズ社がカナダのハイラム・ウォーカーを買収しました。
ハイラム・ウォーカーはバランタイン・ブランドとその関連蒸留所を所有しており、それらを所管する新会社アライド・ディスティラーズを立ち上げましたが、2002年にダンバートン・グレーンウイスキー蒸留所を閉鎖、2005年にペルノリカール傘下のシーバス・ブラザーズに買収されました。
2005年7月25日にアライド・ディスティラーズは会社組織が無くなることになりました。