商品の特徴
North Port Brechin ノースポート蒸留所
閉鎖・消滅蒸留所の中で残存するシングルモルトのボトルが最も少ない蒸留所
東ハイランド、アバディーンとパースのほぼ中間、モントローズ近郊にありました。
近隣に、Lochside(消滅), Hillside(消滅)がありました。近郊では、Glencadamのみが稼働中です。
1820年 Townhead タウンヘッド蒸留所という名称で創業
創業者は、ガスリー家の3人(David, John & Alexander Guthrie)
1823年 操業開始 19世紀中にBrechin蒸留所に名称変更
1922年 Distillers Company Ltd.が買収したが、1928年には操業停止
1937年 操業再開したが、第二次世界大戦で大麦と燃料が配給となり、操業停止。戦時中、建物はポーランド人孤児院として使用される。
1939年 Brechin 蒸留所から、North Port 蒸留所に名称変更
1948年 操業再開
1983年 Distillers Company Ltd.が閉鎖を決定
1990年土地売却、1993年解体、スーパーマーケット Safewayとなりましたが、2004年に同業のスーパーマーケット・チェーンSomerfield に売却。
現在は生協のスーパーマーケット The Co-operative Food が建っています。
現在は生協のスーパーが建っています
参考 BRECHIN BLEND 30年(1)
ノースポート・ブレチン蒸留所は地元の農家から大麦を調達していました。納品していた地元の農家は、バートン・ブラザーズ。その農家が手に入れた1982年蒸留の貴重なブレチンのシングルモルト2樽を、エドリントングループに依頼して、マッカラン、ハイランドパーク、フェイマスグラウスのマスターブレンダーがその2樽のブレチンの原酒をベースにして、エドリントングループの保有する蒸留所マッカラン、ハイランドパーク等の自社製造シングルモルトと、ノースブリティッシュのグレーンウイスキーをブレンドしたものが、かつてBRECHIN BLEND 30年として発売されました。
参考 BRECHIN BLEND 30年(2)
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