商品の特徴
Balliemullich Barn バリームーリック川
取水源のバリームーリック川はダリューエン蒸留所敷地内を流れ、蒸留所のすぐ側のスペイ川に合流する。
蒸留器
1960年の蒸留所改築の際に、蒸留器2器を増築し、合計6器となった。
手前3器が再留器でストレート型、そのうち手前1器が1960年に増設されたもの、その向こうに佇む2器が1852年操業時のオリジナル蒸留器
奥の3器が初留器でランタン型
Dailuaine ダリューエン蒸留所 「緑の谷間(草地)」
近隣蒸留所 ベンリネス、マッカラン、インペリアル
取水源 Balliemullich Barn バリームールック川
麦芽供給源 自社(Diageo)所有のバーグヘッドとグレンオード精麦工場
麦芽 ノンピート
糖化槽(マッシュタン) ロイター式
仕込量 11.25トン
麦汁(ウォート)の透明度 透明
発酵槽(ウォッシュバック)10槽(木製8槽、鋳鉄製2槽)
ウイスキー酵母 クリームタイプ
発酵時間 75時間
蒸留器の加熱方式 水蒸気加熱式
初留釜 3器 ランタン型 容量18,700ℓ(仕込量17,000ℓ)
再留釜 3器 ストレート型 容量20,500ℓ(仕込量19,000ℓ)
ニューメイクスピリッツ アルコール度数66-68%、ノンピーティ
樽詰度数 63.5%
1852年 地元の農業従事者 William Mackenzieがスペイ川右岸で創業
1863年 スペイ川の対岸にストラススペイ鉄道が開通し、原料、労働力、製品の輸送が容易となり、会社が成長。
1884年-1887年 蒸留所改築により、ハイランドで最も規模の大きい蒸留所となる。
1889年 Charles Doig の設計によるパゴダ式(仏教寺院の卒塔婆のデザインに由来)の屋根をもつ蒸留棟に改築
以後、アードベッグ、アベラワー、ベンリアックなどが同様に、パゴダ式の屋根を採用するようになり、パゴダ式屋根が伝統的な蒸留所の屋根と考えられるようになる。
1897年 ダリューエン第2工場として新蒸留所を建設し、ビクトリア女王在位60年(ダイヤモンドジュビリー)に因んで、Imperial インペリアルと命名。
1898年 タリスカー蒸留所と合併し、Dailuaine-Talisker Distilleries Co Ltd. を結成
1915年 トーマス・マッケンジーの逝去および第一次世界大戦(1914-1918)による不況に際し、蒸留所は John Dewars & Sons, Johnnie Walker & Sons, James Buchanan & Co が買収
1917年 火災でパゴダ式蒸留棟が消失し、閉鎖
1920年 操業再開
1925年 Distillers Company Ltd.の子会社 Scottish Malt Distillers Ltd.の運営に会社組織を改編
1959年 2度目の火災
1960年 蒸留器を4器から6器に増設、フロアーモルティングを取り止め、サラディンボックス式製麦に切り替え
1965年 石炭直火蒸留から水蒸気加熱式に変更
1983年 サラディンボックス式製麦を取り止め、麦芽を外注する
1986年 DCL が ギネスによって買収され、その子会社 United Distillers による経営に改編
1991年 花と動物シリーズから16年を発売。badger(アライグマ)をラベルに採用
1998年 Grand Metropolitan (International Distillers & Vintners の親会社) と Guiness (Uniteid Distillers の親会社)が合併し、Diageoに発展
2000年 マネージャーズ・ドラム17年(シェリーカスク)をリリース
2005年 製造量の2%がシングルモルトとして販売され、残り98%はジョニーウォーカーのブレンド用に回される。ディアジオ社の中で、製造量は多い方で、ダフタウン、グレンダラン、カリラ、クリンリッシュに次ぐ生産高
2012年 好況によって製造量が25%増大
熟成庫
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