商品の特徴
LAGAVULIN DISTILLERY ラガブリン蒸留所
1816年 JOHN JOHNSTONによってポートエレンで創業
1836年 Alexander Graham (グラスゴーの酒商)が創業者の逝去後に、蒸留所を買収
1862年 James Logan Mackie & Co. Ltd.がラガブリン蒸留所の株式を取得
1884年 James Logan Mackie & Co. Ltd.が、 1620年からMackie家の所有する旅館の名前を取って、ブレンドウイスキーWhite Horseを発売開始。ラガブリンをキーモルトにする。
1889年 Peter Mackie (James Logan Mackieの甥)が会社を掌握
1890年 社名をMackie & Co. に変更し、White Horse を海外向けに発売開始
1908年 敷地内に、新たにもう一つの蒸留所MALT MILLを建設
1924年 Peter Mackieが逝去、社名をWhite Horse Distillers Ltd.に変更
1927年 White Horse Distillersが DCL (Distillers Company Ltd) に企業合同
1941年 第2次世界大戦のため閉鎖
1951年 火災のため、閉鎖
1962年 MALT MILL 閉鎖
1974年 フロアーモルティング(床上人力攪拌製麦法)を取り止め
1986年 United Distillers (親会社 Guiness)が White Horse Distillersを買収
1988年 United Distillersによって、6つの蒸留所から構成されるCLASSIC MALTSの1つとして販売開始
2010年 DIAGEO が White Horse Distillers Ltd.を解体
伝説の蒸留所 Malt Mill モルトミル
★ 伝説の蒸留所 Malt Mill モルトミル 1908-1962
糖化槽はラガブリンと共用、発酵槽は独自のものが2槽あった。
1900年代初頭に、ラガブリンのオーナーであるPeter Mackieは、自社のMackie & Co.をとおして、ラフロイグの販売代理者となっていた。
1907年に、ラフロイグのオーナー Alex Johnstonが逝去。
甥の Ian Hunterが赴任し、ラフロイグ蒸留所の利益が、販売代理者契約によって、ラガブリンのオーナー会社に流れていること状況を知り、それを改めるため、ことをラフロイグ蒸留所とMackie & Co.との販売代理契約を解除する訴訟を起こした。
それに怒った Peter Mackieは、ラフロイグ蒸留所への水の供給を止めた。再び訴訟となり、ラフロイグへの水の供給は復旧した。
1908年 Peter Mackieは、ラフロイグ蒸留所の複製蒸留所をラガブリン蒸留所の敷地内に建設。ラフロイグの蒸留技師長をラガブリンに移籍させて、ラフロイグのスピリッツと同じもの造らせようとした。しかし、結果は、ラフロイグと同じものにはならず、さらにラガブリンとも異なる酒質のスピリッツになった。
1962年 モルトミル閉鎖、装置はラガブリンに移管。製麦場は残って、1974年までラガブリン蒸留所の麦芽原料としてフロアーモルティングを行っていたが、VIP客用の応接室に改築された。
モルトミルのサンプル用のニューメイク・スピリッツが1本だけ残っており、ラガブリンの観光案内所に展示されている。
Malt Mill 10 Year Old モルトミル10年 James MacArthur's
Malt Mill Single Malt Whisky 10 Year Old モルトミル10年
1959年蒸留品 5cl 46%
2018年にオークションで約55万円(3,400ポンド)で落札されたボトル。
再び世に出てくるとすると、いったい、どのくらいの値が付くか、想像できない貴重品。
世界で数本しか瓶詰されなかった、大変な貴重品。
ボトラー James MacArthurがコレクターから原酒を入手して90年代に瓶詰したもの。
ラガブリン蒸留所にはスピリッツのサンプルしか残っておらず、ウイスキーとして世に出た史上唯一のボトル。
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