消滅蒸留所 Glenury Royal グレナリ-ロイヤル 1976-2002
- 商品コード:
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416-1
- 商品概要:
- 大変素晴らしいウイスキーで、消滅蒸留所の中でも特に消滅が惜しまれている蒸留所の一つ。1985年3月31日閉鎖。1993年消滅。
- 蒸留所/ブランド:
- Glenury Royal(グレナリー・ロイヤル)
- 関連カテゴリ:
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アーカイブ 保管庫 (売切)
ポイント:
700
Pt
Glenury Royal グレナリ-ロイヤル蒸留所 所在地
1825年 創業。
生産過剰となった大麦を消費するために、地元の農業経営者で裕福な地主でもあったロバート・バークレイが創業。彼は国会議員で、交友範囲の広さが当代随一であった。国会議員から貴族、皇族まで親交があり、彼が親しみをこめて「ミセス・ウィンザー」と呼んでいた。高貴な婦人の口利きで、時の国王ウィリアム4世から「ロイヤル」の称号を付けることを許された。グレナリー・ロイヤルと名乗ったのはそのためである。
蒸留所で「ロイヤル」とついているのは、ほかにロイヤル・ロッホナガーとロイヤル・ブラックラの2つしかなかった。
グレナリーとはゲール語で「アリー谷」という意味だが、実際の蒸留所は北海に面したリゾートタウン、ストーンヘイブンのすぐそば、コーウィー川のほとりに建てられている。
バークレイの死後、後継者がなく、蒸留所は競売にかけられた。
1857年 グラスゴーのリッチー社が買収。
1953年 DCL社がオーナーとなり、その後UD社系列となっていた。
1985年に閉鎖。
1993年 18エーカーの土地を含む蒸留所の建物は、地元の不動産会社に売却された。