Scapa 12年 SINGLE ORKNEY MALT Scotch Whisky 90年代流通
- 商品コード:
-
124-5
- 商品概要:
- ハイラム・ウォーカー時代の1994年頃の流通ボトル。スキャパはハイランドパークの西約3kmにあるオークニー島の蒸留所。Unpeated Maltを100%使ってウイスキーを製造。ブレンドウイスキー・バランタイン17年の重要な構成要素。
- 蒸留所/ブランド:
- Scapa(スキャパ)
- 関連カテゴリ:
-
アーカイブ 保管庫 (売切)
ポイント:
0
Pt
SCAPA スキャパ蒸留所
スキャパの特徴は、ノンピート麦芽を100%使用していることと、初留釜にローモンドスティルを使用していることです。
ローモンド式蒸留器はロッホローモンド蒸留所でも使用されていますが、スキャパのローモンド式蒸留器には中に精留板が設置されていない独自の蒸留器です。ローモンド式蒸留器で蒸留したスピリッツは概してオイリーな酒質となります。
仕込水は、蒸留所周辺の泉を使用。中硬水。
※ 硬水は鉄やマンガンなどが着色などの悪影響を及ぼすため醸造には不向きとされ、多くの蒸留所では軟水を使っている。しかし、カルシウム、マグネシウム、亜鉛などはウイスキー酵母の増殖に必須なミネラルであり、また、カルシウムは酵素のはたらきにも影響するので、水の硬度だけでは、ウイスキー製造用の仕込水としての適性を判断できない。
スキャパは、ハイランドパーク、グレンリベット、ストラスアイラ、オーバン、グレンモーレンジと並んで、中硬水を使って銘酒が造られることを証明する代表的な一例。
※ 中硬水は、WHO(世界保健機構)の水質ガイドラインでは、硬度60度までを軟水、120度までを中硬水(中程度の軟水)、180度までを硬水としています。それ以上の場合は、高硬水としています。
硬度は水に含まれるカルシウムとマグネシウムの量で計算します。
硬度=(カルシウム量×2.5)+(マグネシウム量×4.1)
硬度1度=1mg/1リットル。1リットルの水に、(カルシウム量×2.5)+(マグネシウム量×4.1)=1mgの場合、硬度1とします。
例えば、1リットル中に、カルシウム20mg、マグネシウム13mgがあったとすると、硬度=(20×2.5)+(13×4.1)=103.3となり、61度以上で、120度までですので、「中硬水」ということになります。