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地域 Speyside スペイサイド
蒸留年代 1992年10月2日
瓶詰年代 2012年10月29日
熟成年数 20年
アルコール度数 59.4%
容量 700ml
Bourbon Hogshead
ボトラー Andrew Dewar Rattray デュワーラトレー社
シリーズ CASK COLLECTION
ボトルタイプ Limited: 限定品
  • NEW
  • 残りわずか
  • 限定品

消滅蒸留所 CAPERDONICH 20年 1992-2012 A.D.RATTRAY

販売価格(税込):
47,410
数量:
商品コード:
401-10
商品概要:
キャパドニックは2002年に閉鎖となり、2010年建物は解体され消滅しました。その最後期の蒸留でシングルカスク、カスクストレングスボトリング。残された樽でしか味わうことのできなくなったキャパドニックは、日々刻々とその希少性、貴重性が高まっていっています。デュワーラトレー社を代表するカスクコレクションシリーズから2012年に発売されました。日本正規代理店のスリーリバーズ社による輸入品。
蒸留所/ブランド:
Caperdonich(キャパドニッヒ)
蒸留所/ブランドURL:
https://www.adrattray.com
関連カテゴリ:
スコッチウイスキー > シングルモルト > シングルモルト > オールドボトル
閉鎖/消滅蒸留所
ボトラー瓶詰業者 > デュワー・ラトレー社 Dewar Rattray
輸入業者/販売会社 > スリー・リバーズ Three Rivers
ポイント: 0 Pt

Caperdonich キャパドニッヒ20年 


Category:Single Malt


Distillery:Caperdonich


Bottler:Andrew Dewar Rattray


Bottling serie:Cask Collection


Vintage:1994年10月2日


Bottled:2014年10月29日


Calculated age:20年


Casktype:Bourbon Hogshead (250リットル)


Cask Number:121139


Strength:59.4 % Vol.


Size:700 ml


Number of bottles:瓶詰238本

数量:

商品の特徴

HISTORY 歴史

1898年 "グレングラントNo.2" として グレングラント蒸留所 と道を挟んだ向かい側で操業開始。


1902年~1964年 製造停止 


1965年 Glenlivet Distilleries Ltd. が名前を Glen Grant No.2からCaperdonich に非公式(便宜上)に名称変更し、操業再開。


1967年 オリジナルの蒸留器(グレングラントと同型)とは異なる新型の蒸留器2器を増設。合計4器になる。


1971年 名前を Glen Grant No.2 から、Caperdonich に正式に名称変更


1985年 オリジナルの蒸留器(グレングラントと同型)と同型のものを2器増設


2001年 ペルノ・リカールに売却


2002年 閉鎖。隣に工場があった Forsyth's Coppersmith フォーサイス銅製機器製造会社に売却


2011年 建物解体


2器の蒸留器はベルギー Owl Distillery アウル蒸留所へ、もう一つの2器セットは、Falkirk Distillery ファルカーク蒸留所(エジンバラの西40km、ローズバンク蒸留所の東3km)に移設。 

FACTS 基本情報

CAPERDONICHという名前の意味は「秘密の井戸」で、仕込水のバックバーンの水源のこと。


2010年11月解体  → 完全に消滅しました。現在は蒸留器製造会社フォーサイスの工場になっています。


隣接蒸留所 グレングラント、スペイバーン、グレンロセス、グレンスペイ


世界の市場で販売された最初のシングルモルトであると主張しているグレングラントの人気を実証する証拠として、1898年にグレングラントと同じ性格のスピリッツを製造するためにグレングラント蒸留所の道を挟んで向かい側に蒸留所は設置されました。


グレングラントとグレングラント2は、パイプで結ばれ、蒸留液がグレングラントからグレングラント2に流れていました。それを盗む人間がいたということです。それを絵にしてラベルにしたのがブティックウイスキー。


名称はグレングラント第2工場


しかし、そのタイミングは理想的なものではありませんでした。1890年代のウイスキーブームから一転して、新世紀に入るとそのブームが沈みました。インペリアル蒸留所、ベンリアック蒸留所と同様に、操業を開始して間もなく操業停止となりました。麦芽乾燥塔(キルン)、麦芽製造床(モルティング・フロアー)、熟成庫(ウェアーハウス)は操業を継続しましたが、蒸留器による蒸留作業は停止となりました。


1965年ウイスキーブームの再来と、イタリアでグレングラント人気が急に高まり、約60年ぶりに操業再開。この時、新しくキャパドニック蒸留所という名称になりました。名前の意味は「秘密の井戸」で、仕込水のバックバーンの水源のこと。


1967年にオリジナルの蒸留器とは異なる形状の蒸留器を2器増設し、オリジナル2器に合わせて、4器による製造体制を取りました。


キャパドニックはいつもグレングラントとは異なる性格のものになってきました。軽やかで、花のような芳香がある一方で、道を挟んで向かいにあるグレングラントに比べて青リンゴの新鮮味は少なめで、もっと口に優しい梨、クリーム、新鮮なミントの味わいがあります。この性格は、1967年に増設したオリジナルとは異なる形の蒸留器にたぶん由来するのだろうと考えられますが、しかし、1985年にグレングラントの蒸留器と同じ形状のものを増設したところ、2つの蒸留所のスピリッツの性格が同じものにならなかったことから、単に蒸留器の形が異なることが原因で、スピリッツの性格の違いが生まれるとは言いきれないことがはっきりしました。確かに、微妙な違いではありますが、確かにグレングラントとは性格が異なっています。


閉鎖前の晩年のキャパドニックは、独立瓶詰業者のボトルのリリースしたボトルの数を考慮すると、その生産量は比較的多かったと思われます。製造を続けていた間は、どちらかというと一般的には目立たない、知る人ぞ知るモルトウイスキーでありましたが、今では、「スペイサイドの隠れた宝石」と言われ、その香味を愛する少数の忠実なファンがいます。


キャパドニックは、Chivas Regal のキーモルトでした。

Andrew Dewar Rattray アンドリュー・デュワー・ラトレー社

写真は、創業の地 グラスゴーのパトリック・クロスの近く。


Andrew Dewar Rattray アンドリュー・デュワー・ラトレーが、グラスゴーのパトリック・クロスの近くで、食料品店を創業。


ジャマイカからダークラム、ヨーロッパからオリーブオイルとワインを、そして地場産業のスコッチウイスキーを販売した。ウイスキー卸売会社として、当時数多くのウイスキーブランドの正規販売代理店として活動しました。


その後何回かの吸収・買収を経て、2004年モリソン・ボウモア・ディスティラーズのティム・モリソン氏が先祖のアンドリュー・デュワーラトレーが設立したデュワーラトレー社を受け継いでボトラーとして事業開始。


2011年には、モリソングラスゴー蒸留会社として新発足。


2012年事務所兼ウイスキーショップ Whisky Experience & Whisky Shopを開所しました。


場所は、エアーシェアーのガーバン蒸留所(アイルサベイ蒸留所)の北北東10km、ターンベリー城の東5km。


グラスゴーのクライドバンクに新蒸留所CLYDESIDEクライドサイド蒸留所を建設し、2016年稼働開始しています。

A.D. RATTRAY WHISKY EXPERIENCE & WHISKY SHOP 事務所売店

2012年に、事務所兼ウイスキーショップ Whisky Experience & Whisky Shopを開所しました。


場所は、エアーシェアーのガーバン蒸留所(アイルサベイ蒸留所)の北北東10km、ターンベリー城の東5km。


A Dewar Rattray Limited
32 Main Road
Kirkoswald
Ayrshire
KA19 8HY
United Kingdom

CLYDESIDE クライドサイド蒸留所

クライドサイド蒸留所は、インディペンデントボトラー「ADラトレー社」のオーナースタンリーWモリソン氏(愛称 TIM MORRISON)が2017年に創設した全く新しい蒸留所です。


ティム・モリソン氏の曽祖父であるジョン・モリソンがグラスゴーのクイーンズドック(大型貨物船の積み下ろし港湾地区)を建設してから約150年後、その地 Stobcrossに蒸留所を建設しました。


もともとクイーンズドックは、「ストブクロス ドック」として知られていました。1872 年に建設され、1877 年にビクトリア女王によって開所式が行われました。


このドックには 2 つの貯水池、水力旋回橋、石炭クレーン、レンガ造りの輸送小屋が備えられていました。


1950 年代から川の交通量が減少したため、1969 年に波止場は閉鎖されました。


2021年10月21日に初のシングルモルトSTOBCROSSを発売開始しました。


クライドサイド蒸留所はその港湾地区に船の入出港の指令室であった通称「ポンプハウス」の跡地に建てられました。


 


ティム・モリソン氏の父であるスタンリーP.モリソンがウイスキーのビジネスを始めたのが約100年前、ADラトレー社を設立しウイスキーのブローカーを始めました。


その後シーバスブラザーズ社なども買収した後、1963年にはボウモア蒸留所を買収して、あのモリソンボウモア社を立ち上げました。


息子であるティムモリソン氏は、その後他社に渡っていたADラトレー社を買い戻し、インディペンデントボトラーとしての活動を始めました。


そして2017年、彼はウイスキー作りを再び始めるべく「モリソングラスゴーディスティラーズ」社を設立、クライドサイド蒸留所を稼働させました。


ウイスキーに使われる仕込み水は約60キロ離れたロッホカトリンの水を100%使用、なんとロッホカトリンは曽祖父であるジョンモリソンがグラスゴー市内の水道水の供給源となる貯水池としてその創設に携わっていました。


原料となる大麦は全てローランド地方の契約農家から調達。


発酵には約72時間の長時間をかけることで、ローランドの味わいの基本である清澄な発酵液ができ、きれいな味わいのウイスキーのもとになります。


ローランド地方に属しますが2回蒸留で、熟成には高品質のファーストフィルバーボン樽をメインに、リチャーしたバーボン樽とシェリー樽使用しています。


「ストブクロス」の熟成には90%がファーストフィルバーボン樽、10%がシェリー樽を使用しています。


グラスゴー市内にある都会派クライドサイド蒸留所! パッケージとこのソフトなテイストが、グラスゴーのお洒落で感度の高い方々からの新しいウイスキームーブメントが期待できます。


蒸留所最初の蒸留は2017年11月6日に行われました。

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