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歴史 ド・モンタル家 / アルマニャックとは
「アルマニャック・ド・モンタル」
ド・モンタル家が1865年からロクロールの地で造るアルマニャックです。
フランスで最も高品質の産地と言われているバ・アルマニャックでアルマニャックを造っています。
バナナ、グアバ、チェリーや洋梨など、フルーツの香味が特徴的なアロマです。
豊富なヴィンテージ・アルマニャックを所有しており、現在でも1880年代のヴィンテージをリリースしています。
また、熟成庫として使用している17世紀の歴史的建造物「ル・リュートール」は、ガスコーニュ建築様式の重要な建物として、フランスの文化遺産にも登録されています。
ド・モンタル家は12世紀から続くガスコーニュの名家で、現当主はオリヴィエ・ド・モンタル氏。
オリヴィエ氏は30年以上に渡り、世界中でアルマニャックの普及活動を行ってきました。
アルマニャック(フランス語: Armagnac)とは
フランス南西部、アルマニャック地方で醸造されるブランデー。コニャックと肩を並べる、フレンチブランデーの二大銘酒の一つです。
産地
アルマニャック地方は、ガスコーニュ地方の中央に位置し、ジェール県、ランド県、ロット=エ=ガロンヌ県にまたがる。土の質によって、以下の3つの産地に区分されています。
1. バ・アルマニャック
西部に位置し、酸性の強い粘土砂質の土壌をもつ。フルーティな味が特徴的で、一般にはこのバ・アルマニャック産のアルマニャックが最も高級とされています。中心都市はオーズ。
2. アルマニャック・テナレーズ
中央部に位置し、粘土石灰質の土壌をもつ。中心都市はコンドン。
3. オー・アルマニャック
東部および南部に位置し、石灰質の土壌をもつ。中心都市はオーシュ。
ブドウ
アルマニャックは白ブドウから造られる蒸留酒(オー・ド・ヴィー)です。原料となる主なブドウの品種には、ユニ・ブランやフォル・ブランシュ、コロンバールなどがあります。
蒸留・熟成・ブレンド
収穫後、3月31日までに蒸留が行なわれます。アルマニャック型と呼ばれる連続式蒸留器を用いて1回蒸留、ガスコーニュもしくはリムーザン産のカシの樽(ピエス)で熟成後、ブレンドされます。アルコール度数は40度以上。
等級
熟成期間の長短によって以下の等級がある。
三つ星:2年以上
V.O., V.S.O.P, レゼルヴ:5年以上
X.O., エクストラ, ナポレオン, ヴィエイユ・レゼルヴ:6年以上
オール・ダージュ:10年以上
これらの銘柄は業者によっても異なるため、熟成期間5年を境に「アルマニャック」と「ヴィエイユ・アルマニャック」の2つの呼称を用いることが提案されている。
歴史
「アルマニャック」の地名はクロヴィスに仕え、ガスコーニュに領地を与えられた騎士エレマン(Herreman)の名に由来するとされています。14世紀、フランシスコ会の修道士でオーズとサン・モンの修道院長を務めたヴィタル・デュフールはアルマニャックを健康維持のための薬であるとして40の効能を挙げました。
15世紀以降、アルマニャックはこの地方の商取引における重要な産品の1つとなりました。
1936年よりアルマニャックは原産地呼称統制法(AOC)によって保護、管理されています。
若いアルマニャックにブドウジュースを加えたフロック・ド・ガスコーニュも1990年にAOC認定されました。白とロゼがあり、アペリティフとして人気があります。
地域と原料
テロワール
ド・モンタルのブドウ畑は、アルマニャック造りに最も適したブドウが採れる地域「バ・アルマニャック」にあります。ランドの森と大西洋の間に位置するこの地域は、海によって形成された砂質土壌をメインに、ところどころで粘土質土壌が混ざります。また気候的にも、適度な湿度があり秋も温和なため、ブドウ栽培に適しています。この地にド・モンタルは1,000ヘクタールのブドウ畑を所有しています。
ぶどう
バコ
この品種はバ・アルマニャックのテロワールに最もよく適合し、長期熟成に向いています。熟成したアルマニャックからは、完熟したバコの香りを感じとることが出来ます。口当たりが柔らかく、余韻も長いのが特徴です。
フォル・ブランシュ(別名:ピクプール)
繊細でアロマティックなアルマニャックを生み出します。特徴的なフローラルな香りは、熟成の若い段階でも十分に楽しめますが、香りが真価を発揮するまでには、10年以上の熟成を必要とします。
コロンバール
フルーティーでスパイシーなアロマがあり、主にブレンド用で重宝されます。
ユニ・ブラン
蒸溜用に栽培されることが多い品種で、この品種から造られるワインは、酸味が強く低アルコール。蒸溜することにより、繊細で素晴らしい香りを持つオー・ド・ヴィーが出来上がります。
製法
ベースワイン
ブドウの収穫は夜に行い、収穫時の気温が15℃以下になるようにしています。また、ブドウを様々な酸化から守るため、ステンレスの容器に入れてシャトーまで輸送します。搾汁は100%空気圧プレス、より多くのアロマを引き出すため発酵は低温でゆっくり行います。天然酵母を使用した自然発酵で、SO2も無添加です。ベースワインは細かなオリと共に、蒸溜までステンレスの容器で保存されます。
蒸留
法律では、収穫翌年の1月31日迄に蒸留を行うことが定められていますが、より香り高いオー・ド・ヴィーを得るために、ド・モンタルでは11月からクリスマスまでの間に蒸溜します。また、3基ある銅製の連続式蒸溜器を使い分け、品種毎の個性を最大限に生かした蒸溜を行うことにより、長い熟成に耐えられるリッチなオー・ド・ヴィー(アルコール度数が52~72%)が出来上がります。
熟成
オーク
熟成はシャープな樽香がよく溶け出るピレネーのモンルザン産(またはル・フレッシュ産)のホワイトオークで行います。サイズは400リットル。熟成の過程で、オークの中からタンニンや香り成分、そして深い色合いを引き出します。
ヴィンテージ
17世紀に建てられたセラーには、1880年代まで遡るヴィンテージ・アルマニャックが眠っています。1960年以降のヴィンテージについては今でも樽の中で熟成していますが、それ以前のヴィンテージは、アルコールの蒸発を避けるため、デミジョンと呼ばれるガラス容器で熟成を行っています。
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