画像を拡大する

地域 Highland ハイランド
蒸留年代 1970年代末
瓶詰年代 1980年代
熟成年数 表記無(約5年)
アルコール度数 40.%vol
容量 1.13 リットル
ボトラー Gordon Graham & Co.
ボトルタイプ Old: オールドボトル
  • オススメ

BLACK BOTTLE 80年代 1.13リットル (ハイランドブレンド)  

販売価格(税込):
20,757
数量:
商品コード:
113-B2
商品概要:
時代と共に大きく分けてレシピが4度変わったブラックボトル。このボトルは2度目のレシピの時代の産物。1959年に家族経営に終止符が打たれ、Long John ブランドのオーナーであった アメリカの Schenley Industries Inc が Gordon Graham & Co Ltd.を買収した時代のもの。ブナハーブンが中心になる前のハイランドモルト中心。70年代ボトルには5年表記あり。
蒸留所/ブランド:
Ben Nevis(ベン・ネビス)
蒸留所/ブランドURL:
https://blackbottle.com/
関連カテゴリ:
スコッチウイスキー > シングルモルト > シングルモルト > オールドボトル
新入荷
輸入業者/販売会社 > オールド・リバー・ウイスキー ARW
ポイント: 0 Pt

現在のブラックボトル・ブレンドウイスキーは2013年からのレシピによって製造されています。


オーナー会社 Burn Stewart社が、それまでのブラックボトルの特徴であったアイラモルトをキーモルトとした特徴を弱め、スペイサイドモルトの配合率を高めることで、元来のスコットランド北東に期限を持つオリジナルのテイストに戻すことを方針に定めたためです。


現在のブラックボトルは華やかで、オーク樽、フルーツ、スモーク、蜂蜜、ナツメグの香りに、ブナハーブンのモルトによる比較的穏やかなアイラの要素が加わっています。


一時、10年、15年ボトルが販売されていましたが、現在はNAS(熟成年数表記無)のボトルだけが発売されています。


 


ブラックボトルのレシピは大きく分けて4度変わっています。


1期は、1879年~1959年 ハイランドの北東部アバディーンシャーのピーテッド・モルトウイスキー中心のオリジナルレシピ


2期は、1959年~1995年 アメリカのシェーンレー時代、傘下のベンネビスがレシピに加わる。


3期は、1995年~2013年 ハイランド・ディスティラーズ時代(1995年~2003年)、バーンスチュワート時代(2003年~2013年)、アイラモルトを中心としたレシピに変更


4期は、2013年~現在    バーン・スチュワート時代、 ハイランドの北東部アバディーンシャーのピーテッド・モルトウイスキー中心のオリジナルレシピに戻る。ボトルの形状もオリジナルボトルに戻す。


 


ブラックボトルは、1879年 アバディーンの茶商人の家族の一員で、ウイスキーブレンド業に事業を拡げていた Charles, David, Gordon Graham によって世に出されました。


その名前のとおり、当初はドイツ製の黒いガラス瓶で販売されました。そして、1914年に第一次世界大戦の開始によって、ドイツ製の黒瓶から英国製の緑瓶に変えざるを得ませんでした。


永年の間、北西スコットランドの秘伝のブレンドウイスキーの1本として、ブラックボトルはその生誕地であるアバディーンシャーを越えて、賞賛する者の数を増やして始めました。


 


1959年に家族経営に終止符が打たれ、Long John ブランドのオーナーであった アメリカの Schenley Industries Inc が Gordon Graham & Co Ltd.を買収しました。


このボトルは、その時代の産物です。


逸話によると、ブラックボトルは、すぐにそれ以前のウイスキーとは全く別のウイスキーになったと言われています。Long Johnと同じくベンネビスが新たにブレンドされたためと思われます。


元々のブラックボトルは、スコットランドハイランド東北地方アバディーンシャーのモルトウイスキーがブレンドの高比率を占めていたため、スモーキーな性格だったと考えられています。


当時、アバディーンシャーには、Glenugy, Glen Garioch, Glenury Royal, Fettercairn, Gnenesk, Lochside, Glenesk, Glencadam, North Port, Royal Lochnagarがありました。


それらのウイスキーは、New Pitsligo のピートを使って製麦された大麦を使って蒸留されていました。その場所は、Glenugy蒸留所の西30km、Glen Garioch蒸留所の北30kmにありました。


 


1990年から Black Bottle は Allied Distillers Ltd が所有することとなり、かつての品質と名声を復興するために尽力をしましたが、1995年には Highland Distilleries Ltd.の所有となりました。ハイランド・ディスティラーズはブレンドレシピをアイラモルト中心のものに変えるという大胆な変革を行いました。


その標語は ‘Finest Scotch Whisky with a Heart of Islay’(アイラをブレンドの中心にした洗練されたウイスキー)でした。


ラフロイグ、アードベッグなどの原酒が 明らかなフェノール(石炭酸・消毒液の臭い)のアイラモルトの性格をブラックボトルに与えることとなりましたが、そのブレンドの中心は、ピートによる麦芽の燻蒸が比較的に軽めの Bunnahabhain ブナハーブンでした。


ハイランド・ディスティラーズは、1999年にエドリントングループの一員となり、4年後に ブナハーブン蒸留所とブラックボトルのブランドを Burn Stewart Distillers バーンスチュアート蒸留所に売りました。新しいオーナーはアイラ中心のレシピを2013年まで続けましたが、当時のマスターブレンダー Ian MacMillan が「ブラックボトルは、アイラモルトの中に埋没して、本来のアイデンティティー失った」「その北東スコットランドのルーツに戻る必要がある」と宣言し、レシピを大胆に変革することになりました。


Ian MacMillanは、「新しい試みは、ブラックボトルが有名になった理由であるその優れた品質の全ての面を保持しつつ、オリジナルボトルの性格に忠実なブレンドウイスキーに発展させることだった。私は濃くを深めることによって、スモーキーさにバランスを与えたかった。そして、それによって、全体的な香味に、それぞれの要素が貢献するものにしたかった。」と述べています。


新しくなったブラックボトルは、1906年にGraham家がデザインした、目を引く黒い瓶で再び発売されることになりました。

数量:

商品の特徴

この商品に対するお客様の声

この商品に対するご感想をぜひお寄せください。

カゴの中

合計数量:0

商品金額:0円

Category