TULLIBARDINE タリバーディン28年
Category Single Malt
Distillery Tullibardine
Bottler THOMPSON BROTHERS
Vintage 1993
Bottled 2021
Stated Age 28 years old
Casktype 2×Refill Hogsheads
Number of bottles 日本輸入48 / 瓶詰数347
Strength 47.6 % Vol.
Size 700 ml
香り:刈りとった草、アマルフィ産のレモンピール、グレープフルーツジュース、ブラジルナッツ、カボチャの種、セーム革
味: PALATE: ポルトガルカスタードタルト、サンダルウッド、ゴールデンサルタナ、ハーブカクテルビター
後口:オーク、ドライジンジャー、全粒粉パン、カボチャの種
Thompson Brothers / Dornoch Distillery / Sutherland
2016年に蒸留を開始した新蒸留所ドーノッホは、トンプソン兄弟(Simon and Phil Thompson)の親(コリンとロス)が2000年に古いドーノッホ城を取得しウイスキーが飲める宿として改築したことに始まります。
トンプソン兄弟はその宿のバーで働き始め、特に1960年代以前のスコッチに魅了され、コレクションを始め、人もうらやむドーノッホ・コレクションとして有名になっています。
Thompson Brothers Labelで、ボトラーとして独自のボトルを発売するようになりました。ウイスキーへの情熱は、新蒸留所の建設に発展。2015年、城の敷地内にあった古い19世紀の消防所を蒸留所に転用することが地域の行政から認められ、兄弟が所有していたアパートを売りに出し、また、クラウドファンディングで翌2016年に資金が十分集まりました。そして同年のクリスマス前に試験蒸留を開始。今ではホテル敷地内でウイスキーとジンを製造しています。そのジンにはモルトウイスキー製造時のニューメークスピリッツが10%含まれています。
TULLIBARDINE タリバーディン蒸留所 所在地
蒸留所はハイランド地方の南端ブラックフォード村にあり、この地方はきれいな天然水が湧き出ることでも有名です。
1488年 ジェームズ4世が1488年にスコーン城の戴冠式のために、Blackfordで造られていた一樽のエールビールを購入
エールの製造に使われた水と同じ水源からタリバーディンは製造されている。
ジェームズ4世は1495年にFriar John Corに8ボル(約4,600リットル)の麦芽を与えてアクアビテの製造を命じた王。
1798年 William & Henry Bannerman が蒸留所を創業
1814年~1837年 Andrew Bannerman が蒸留所の操業を再開
1949年 蒸留所建築家 William Delme-Evans が同地のGleneagles Breweryを買収し、蒸留所に改築
1953年 Brodie Hepburnが蒸留所を買収
1971年 Invergordon が買収
1973年 蒸留器を2器から4器に増設
1993年 Whyte & Mackay (Fortune Brandsの子会社) がInvergordonを合併
1994年-2003年の間は操業停止
1996年 Whyte & Mackay が名称変更 → JBB (Greater Europe) → 2001年 Kyndal
2003年 投資合弁会社が買収。操業を再開し、利益を上げた後で、蒸留所の土地をショッピングモール用に販売する計画だった。
2004年 観光案内所を設置し、ツアー客を受け入れ
2007年 過去最高の生産高を記録【270万リットル/new spirit】
2011年 フランスのワイン・酒造会社 Picard Vins & Spirituex に蒸留所を売却。
銘酒"Highland Queen"の商標を保有しており、タリバーディンをキーモルトとして新規発売。
蒸留所は、子会社Tullibardine Distillery Ltd.が経営。