TEANINICH ティアニニック12年
・DISTILLERY: TEANINICH
・TYPE: SINGLE MALT SCOTCH WHISKY
・ABV: 53.1%
・AGE: 12
・VINTAGE: 2009
・CASK TYPE: 2 X REFILL HOGSHEADS
・瓶詰数:508本
・日本割当:60本
・NOSE: ホワイトグレープ、パインオイル、ピーチティー、オスマンサス、ダイジェスティブビスケット、カスタードパウダー、バニラ
・PALATE:白ワイン、ホワイトグレープ、グリーンアップル、梨、ほのかにワクシー、バニラバタークリーム
・FINISH:キャンドルワックス、ホワイトペッパー、ホワイトグレープ
2樽のアメリカンリフィルHHD樽熟成による、白ワイン、ホワイトグレープ、グリーンアップル、梨、ワクシー、バニラの香味。
Thompson Brothers / Dornoch Distillery / Sutherland
2016年に蒸留を開始した新蒸留所ドーノッホは、トンプソン兄弟(Simon and Phil Thompson)の親(コリンとロス)が2000年に古いドーノッホ城を取得しウイスキーが飲める宿として改築したことに始まります。
トンプソン兄弟はその宿のバーで働き始め、特に1960年代以前のスコッチに魅了され、コレクションを始め、人もうらやむドーノッホ・コレクションとして有名になっています。
Thompson Brothers Labelで、ボトラーとして独自のボトルを発売するようになりました。ウイスキーへの情熱は、新蒸留所の建設に発展。2015年、城の敷地内にあった古い19世紀の消防所を蒸留所に転用することが地域の行政から認められ、兄弟が所有していたアパートを売りに出し、また、クラウドファンディングで翌2016年に資金が十分集まりました。そして同年のクリスマス前に試験蒸留を開始。今ではホテル敷地内でウイスキーとジンを製造しています。そのジンにはモルトウイスキー製造時のニューメークスピリッツが10%含まれています。
Teaninich ティアニニック蒸留所 所在地
近隣蒸留所 Invergordon, Dalmore, Balblair, Glenmorangie
スコットランドで、ハンマーミルとマッシュフィルターを装備している2つの蒸留所のうちの一つ。もう一つはInchDairnie。
マッシュタンは、①糖化の過程と、②糖化後のwort(糖化液)とdraff(麦芽の搾り粕) を分離する過程、を1つのマッシュタン(糖化槽)で行うが、
ティアニニックでは①と②の過程を、別々に行う。①をタンクで行い、②をマッシュフィルターを使って行う。
ハンマーミルを使い、麦芽は細かく粉砕されるため、通常のマッシュタンで造られる糖化液よりも、効率よく多くの量の糖化液が造られる。
それによって、スコットランドの人にとっては、異国の香りである日本の緑茶や、桜の香りを産み出すことが出来る。
銅の太い蒸留器によって、オイリーな酒質になるが、ティアニニックの特長である酸味を損なうことなく、巧みに蒸留されている。
1817年 Captain Hugh Monroeが自分の土地に蒸留所を建設
1831年 弟の John Monroeに蒸留所を売却
1850年 Robert Pattision に蒸留所を賃貸
1869年 John Ross が蒸留所を買収
1895年 エルギンのブレンドウイスキー製造会社 Munroe & Cameron 社に蒸留所を賃貸(3年後に売却)
1904年 Robert Innes Cameron が単独の所有者となる。
1933年 前年のRobert Innes Cameronの逝去にともない、遺産管理会社が蒸留所をDistillers Company Ltdに売却
1970年 第2蒸留所として Teaninich A-side を建設。蒸留器6器。
1975年 ダークグレーン工場を建設(グレインの滓を家畜の飼料にする工場)
1984年 オリジナル蒸留所 Teaninich B-side 閉鎖。
1991年 蒸留所再開を記念して12年発売
1992年 花と動物コレクションの一員としてオフィシャルボトル10年を発売開始
2000年 マッシュフィルターを Teaninich A-sideに装備
2001年 The Manager's Dram17年リリース
2013年 4月ディアジオ社は同社の中心的な蒸留所としてティアニニック蒸留所を位置付け、16基の蒸留器を備えた大規模な蒸留所を隣接地に増設することを発表。
2014年 6器の蒸留器を増設、8槽の糖化槽を増設