商品の特徴
FACTS 基本情報
所在地:GM本社のあるエルギンの町から南に6km、ロッシー川の開けた谷沿いにある。
隣接蒸留所:東北500mにマノックモア、東2kmにグレンエルギン、東北東2kmにロングモーンとベンリアック、西北4kmにミルトンダフ
現在のオーナー:ディアジオ
ブレンドウイスキー:ヘイグ、ディンプルのキーモルト
仕込水:マノックヒルの丘を水源とするバードン川
麦芽仕込量:8.2トン
麦芽:ノンピート
糖化槽:ロイター式(攪拌用回転翼が垂直方向には上下しない旧式)
麦芽:ディアジオ社内の精麦場(バーグヘッド、ローズアイル)
麦汁の透明度:透明
発酵槽:木製8槽
ウイスキー酵母:クリームタイプ
発酵時間:長時間の発酵(75時間)によってスピリッツに草の風味を加えることができる。
蒸留器:水蒸気加熱式ストレートヘッド型の初留3器(仕込量13,500リットル)と再留3器(仕込量15,800リットル)の合計6器。
写真は、再留器。ラインアームの途中に円筒形の精留器が見える。それによってスピリッツにオイリーな風味を加えることができる。
コンデンサー:シェル&チューブ
ニューメイクフェノール値:ノンピーティ
ニューメイク度数:67-69%
敷地内に25万樽を貯蔵できるダンネージ式の熟成庫10棟を持っている。
Glenlossie グレンロッシー/ディアジオ社 [エルギン地区】
写真左手に10棟ある熟成庫が並んでいる。4棟が写真に見える。
エルギンの南約 6 キロ、ロツシー川の開けた谷沿いに 1876 年ジョン・ダフが設立。 1919 年には
DCL の子会社 SMD (スコティッシュ・モルト・ディステイラーズ)社が買収。以場ヘイグ社によって運営され、現在はディアジオ社の系列となっている。1960 年代に大改築工事が行われ、71 年には敷地内に第2の蒸留所、マノックモアを開設。麦芽の搾りカスであるドラフ、蒸留廃液のポットエールを処理するダークグレーン工場も併設された。スコッチのブレンダーやブローカーから原酒として高い評価を得ており、現在もヘイグ、ディンプルの重要な原酒となっている。仕込水はマノックヒルを水源とするバードン川の水を利用。スチルは初留、再留ともストレートヘッド型で 3基ずつ。再留釜には精留器が付いている。敷地内の14 棟の熟成庫には約2万樽を貯蔵できる。
1876年 John Duff ジョン・ダフが設立
1893年 John Duff グレンロッシー蒸留所の東2kmにロングモーン蒸留所を建設
1898年 John Duff ロングモーン蒸留所の隣接地にベンリアック蒸留所の建設を決定
1898年 Pattison crisisによって急激な業界不況となり、John Duffが事業を James Grantに売却
1919年 パティソン社のライバル会社であったDCLの子会社SMD(スコティッシュ・モルト・ディスティラーズ)社がグレンロッシーを買収し、ヘイグ社が運営
1930年 ヘイグの原酒として使われる
1962年 蒸留所改修工事、蒸留器を2器増設
1971年 敷地内に第2蒸留所としてマノックモア蒸留所を開設。ドラフ(麦芽の搾りかす)とポットエール(初留廃液)を混ぜてダークグレーン(家畜の餌にする)を製造する工場を併設。
1991年 花と動物シリーズでシングルモルト10年を発売
ベルギー NECTAR社
* 写真は、ベルギーのネクター社の事務所、熟成
ネクター社は2006年10月に設立されました。
所在地 Mijnwerkerslaan 3, 3550 Heusden-Zolder, Limburg, Belgium
オーナーはベルギーのブロークマンズ家とその関連投資家団体で、モルトウイスキーにとどまらず、様々なスピリッツのブランドを扱う会社としてスタート。
彼らはこのネクター社を立ち上げる以前から、>ベルギー国内に2つの酒販店やスーパーマーケットを保有しており、そのビジネスで培ってきたコネクションが、このネクターにつながりました。
設立から僅か数年で、多くのブランドを保有するに至りました。たとえば、ベンネヴィス蒸留所、アラン蒸留所、サマローリ、ADラトレー、ブラッカダー、ケイデンヘッド、ダンカンテイラーなど。
合計で1200以上のアイテムを取扱い、ベルギー国内を中心に約150店舗と取引があるそうです。
ドイツのウイスキーエージェンシー社やフランスのメゾンドウイスキー社と共同で樽を購入するなど、過去にリリースした商品も高評価のものが多く、マニアを喜ばせています。
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