商品の特徴
FACTS 基本情報
近隣蒸留所:バルベニー、グレンダラン、モートラック
意外にも、ニューメイク蒸留液のフェノール値は5ppm以下で、ライトピーテッド。
製法は、巨大な蒸留所としては、意外に伝統的で、糖化槽(マッシュタン)は蓋をしないオープンスタイル、発酵槽(ウォッシュバック)はトガサワラの木製(ダグラスファー)。
蒸留は、スチーム式の他、一部をガスの直火で蒸留している。
初留釜10基、再留釜20基 ストレート、バルジ、ランタン型
2023年に新蒸留所建設が始まっており、完成すると蒸留器は48器になる。
熟成は、ダンネージ式(地面から3段まで積み上げる伝統的な積み上げ方)でも行っている。
1886年創業
創業者 William Grant は、創業前にモートラックで20年勤務
Cardow 〈カーデュ)蒸留所の中古蒸留器を購入して、操業開始
現在も創業者の子孫によって家族経営されている。
HISTORY 歴史
1886年 William Grantがモートラック蒸留所を退職して、グレンフィディック蒸留所を建設
1887年12月25日 クリスマスの日に操業開始
1892年 隣接蒸留所Balvenieを建設
1963年 初めてオフィシャルのシングルモルトウイスキーを発売
1987年 創業100年特別仕様の筒に入れてグレンフィディックを発売
1990年 William Grant & Sons社は、Balvenie 蒸留所敷地内に蒸留棟を建設し、Grant'sのブレンド用モルトウイスキーを蒸留開始、そのモルトウイスキーを Kininvie と呼んだ。2010年閉鎖。
2007年 Girvan 蒸留所内にモルトウイスキー蒸留棟を建設、Grant'sのブレンド用に、様々なタイプのモルトウイスキーを蒸留開始。そのモルトいウイスキーを Alisa Bay と呼んでいる。
アイルサ・ベイの蒸留器は初溜、再溜とも4器ずつあり、Balvenieの蒸留器に基づいているが、Lomond Still ローモンドスティルも使用されていると言われている。
2011年 Age of Discovery シリーズ Madeira Wood Finish を免税店向けに発売
2012年 Age of Discovery シリーズ Bourbon Wood を免税店向けに発売
2013年 Age of Disvocery シリーズ Red Wine Wood Finish を免税店向けに発売
KININVIE キニンビー蒸留所
写真手前の少し煙が出ている四角の建物がキニンビー、その向こうパゴダ式の乾燥棟の見える建物がバルベニー
創業は1990年と新しく、バルベニー、グレンフィディックとは敷地を接している。
ウォッシュバック(発酵槽)やマッシュタン(糖化槽)はバルベニー蒸留所の中に置かれており、蒸留器のみが別の建物の中にある。
初留がストレート型3基、再留がバルジ(風船)型6基で、1対2の割合となっている。
熟成は主にバーボン樽を使用している。
ウイリアム・グラント&サンズ社のブレンドモルト「Monkey Shoulderモンキーショルダー」、ブレンドウイスキー「Grant'sグランツ」「Clan Macgregorクランマクレガー」の原酒として製造されているため、シングルモルトの販売は、空港免税店などで特別販売シングルカスクが出回るのみ。
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