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地域 Speyside スペイサイド
蒸留年代 2011年6月7日
瓶詰年代 2023年1月13日
熟成年数 11年7ヵ月
アルコール度数 56.8%vol
容量 70cl
Sherry Butt 5年、1st-Fill Bourbon Barrel 6年
ボトラー Andrew Dewar Rattray デュワーラトレー社
シリーズ Cask Collection
ボトルタイプ Limited: 限定品
  • NEW
  • 残りわずか
  • 限定品

GLENTAUCHERS 11年 2011 シェリー樽→バーボン樽 A. D. RATTRAY

販売価格(税込):
14,014
数量:
商品コード:
35-14
商品概要:
通常はバーボン樽3回から4回熟成に使った後のプレーンオーク樽で10年近く熟成した後に、シェリー樽でフィニッシュを掛けるのが通常ですが、このボトルは最初にシェリーバット樽で5年熟成し、その後に、ファーストフィルのバーボン樽に移し替えて後熟を掛けた、大変珍しい熟成方法が採られています。その結果はどうか?バーテンダー様、モルトマニア様向けの特別の造りのグレントッカーズです。
蒸留所/ブランド:
Glentauchers(グレントッカーズ)
蒸留所/ブランドURL:
https://samaroli.com/pages/feature-collection-whisky-2022
関連カテゴリ:
スコッチウイスキー > シングルモルト > シングルモルト > 現行品・限定品
ボトラー瓶詰業者 > デュワー・ラトレー社 Dewar Rattray
シェリー樽熟成
輸入業者/販売会社 > スリー・リバーズ Three Rivers
ポイント: 0 Pt

グレントッカーズ蒸留所のシングルモルトは、銘ブレンドウイスキーBuchanan'sブキャナンズの原酒として製造されてきたため、元々シングルモルトのボトルとしてはGMの蒸留所ラベルの他は入手困難でした。


1987年にアライド・ライオンズ社の蒸留業部門の子会社アライド・ディスティラーズが買収、操業停止。


1992年に操業を再開し「バランタイン」のキーモルトとして使用されるようになりました。


1993年には王室に納品していたブレンドウイスキーの最高級品"The" Royal Household の王室御用達認可状が更新されず、王室への納品がなくなりました。


2005年ペルノリカールが買収、傘下13蒸留所のトレーニングセンターを併設、実験蒸留も行っています。


 


【輸入元スリーリバーズ・テイスティングメモ】


色はペール


香りはバタースコッチ、金木犀、洋梨、ナツメヤシ


ボディはハニー、リンゴの皮、僅かなスモーク、ミント


フィニッッシュはタンニンのビターが続く

数量:

商品の特徴

‘The’ Royal Household ザ・ロイヤルハウスホールドについて

英国ではバッキンガム宮殿内とハリス島のローデル・ホテルのバー以外では飲むことができなかった王室納品ウイスキー。
Royal Householdとは「英国王室」のこと。日本以外では一般には販売されませんでした。
ジェームズ・ブキャナン社が1897年に王室の依頼を受け、皇太子(後のエドワード7世)専用に造ったブレンドウイスキー。
1898年に皇太子御用達の勅許状(Royal Warrant)を賜り、
1901年に皇太子が国王エドワード7世として即位してからは、王室御用達の勅許状を賜りました。
「ザ・ロイヤルハウスホールド」という名前は、エドワード7世の弟ヨーク公(のちのジョージ5世)が1901年に世界一周旅行に出る際に船に積み込まれた唯一のウイスキーとしてその名前が付けられました。以来、孫娘のエリザベス2世の治世1993年まで王室御用達ブレンドウイスキー ’The’ Royal Householdとして勅許状が授けられてきました。
そのウイスキーが、日本だけで特別に一般への販売が許可された事情は、ブキャナン社が1907年に日本の皇室の御用達スコッチウイスキー納品会社ともなっていて、日本の皇室と縁があったことに加え、昭和天皇が皇太子時代の1921年にイギリスを訪れた際に、このウイスキーの名付け親であったジョージ5世からプレゼントされたのが縁ということです。
キーモルトは、ブキャナン社がオーナーであったスペイサイドのグレントッカーズ。加えて、ハイランドのダルウイニーなど選りすぐられたモルト、グレーン原酒45種以上が使用されている正にブレンドウイスキーの極致。
ところが、1993年を最後に王室御用達の勅許状は更新されませんでした。
GLENTAUCHERSグレントッカーズが1985年に操業停止となり、1989年にBuchanan社(ギネス社傘下のUnited Distillers)の手を離れ、アライドディスティラーズが買収したことが要因と考えられます。その際に、アライドディスティラーズが保有する業界屈指の人気ブレンドウイスキー「バランタイン」の原酒にグレントッカーズを使用し始めました。その買収を契機に、ロイヤルハウスホールドのキーモルトがグレントッカーズからダルウィニーに替わり、その味わいは大きく変わってしまいました。
1994年からは、ボトルの名前から’The’が落ちて、Royal Householdとなっています。

GLENTAUCHERS グレントッカーズ

名前の意味「トッカーズの谷」


オーナー会社 ペルノリカール社


近隣蒸留所 グレングラント蒸留所の東11km、オホロイスク蒸留所の東4km, ストラスアイラ蒸留所の西7km


原酒として使われているブレンドウイスキー Buchanac's Blend ブキャナン, Black&White ブラック・アンド・ホワイト, Chivas Regal シーバスリーガル, The Royal Household ロイヤルハウスホールド(1993年まで)


パゴダ屋根のキルン塔は、建築家チャールズ・ドイグの設計


グレントッカーズ蒸留所はデュワーズ社、ジョン・ウオーカーズ社と並んで当時ビッグスリーと言われたブキャナン社の創業者ジェームス・ブキャナンによって建てられました。


ロイヤルハウスホールドの原酒としても有名でしたが、最近ではバランタインのキーモルトとして特に注目されているモルトの一つとなっています。


ポットスティルは、初留・再留3基ずつの計6基でストレートヘッド型(オージー型、プレーン型)


操作は全てマニュアルで、ペルノリカール社の傘下の13蒸留所のトレーニングセンターを併設しており、同社の実験も行われています


1898年 James Buchanan ジェームズ・ブキャナンと W. P Lowrie により創業


1965年 蒸留器を2器から6器に増設


1969年 蒸留所での製麦(フロアーモルティング)の取り止め


1985年 Distillers Company Ltd. が蒸留所を閉鎖


1989年 Allied Distillersが買収、バランタインの原酒として使用を始める。 


1992年 操業再開


1994年  'The' Royal Householdのキーモルトが、グレントッカーズからダルウィニーに変更され、王室御用達を外れ、Royal Householdに名称変更となる。


2005年 Pernod-Richard ペルノ・リカールが新オーナーとなる。

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