商品の特徴
(関連ボトル) SPICE TREE 製造終了 Retired Collection
BLENDED MALT SCOTCH WHISKY
アメリカン・オーク・バーレル樽熟成原酒をブレンドし、アメリカンオーク製バレルの胴にフレンチオーク製で焦がしの度合いが異なる鏡板を填めた3タイプのハイブリッド・バレル、そして伝統的な1stフィル・バーボンバレルの合計4種類の樽で、2年以上の追加熟成を施し、それらを再びブレンドすることで、クローヴ、ショウガ、シナモン、ナツメグといったスパイス、そしてバニラの香りを複雑に引き出しています。
SPICE TREE 香木 BLENDED SCOTCH WHISKY
70 cl 46 %vol
革新的手法でウイスキー新時代を切り開いているコンパスボックス社。
同社を代表する中心的なスタンダード品 Core Range から、スパイス・トゥリー香木。
2015年サンフランシスコ世界種類品評会ブレンドモルトウイスキー部門最優秀賞。
フレンチニューオーク樽を独自に焼成した樽で熟成したハイランドモルトにグレンマレイとバルメナックをブレンド。
2022年レシピが最終レシで、2025年3月スリーリバーズ最終在庫を譲っていただきました。
実はこのウイスキー、2005年に発売するもスコッチウイスキー協会から販売を差し止められました。当初、ワイン造りで広く行われる「樽の中にオーク材を入れて樽香を強める」インナー・ステーブというオークの木片を樽の中に入れて熟成しましたが、これを「樽の中に入れて良いのは原酒だけ」というスコッチモルトウイスキーの定義に抵触するとの指摘がスコッチウイスキー協会から挙げられ、スコッチウイスキーとしては販売できませんでした。
この処分を不服としたコンパスボックスが「ラベルにはCRAFTED WHISKYと表示し、インナーステーブも明記していた。新しいことを試すのはダメなのか?」と協会へ公開質問状を叩きつけ物議を醸したのですが、認められませんでした。
そこで、現行ボトルは鏡板を新品のフレンチオーク樽を焦がして使うという、樽組みの工夫だけで樽香を強めることに変更し、スコッチウイスキー協会から「スコッチウイスキー」として、認められることになりました。
2008年に発売開始されました。
73.8% - HIGHLAND MALT(推定 CLYNELISH, TEANINICH)Custom French Oak Barrel |
16.9% - GLEN MORAY 1st-fill Bourbon Barrel |
9.3% - Balmenach 1st-fill Bourbon Barrel |
【後継ボトル】Crimson Casks
THE STORY OF THE SPANIARDの後継ボトルです。
BLENDED MALT SCOTCH WHISKY
革新的手法で新時代を切り開くコンパスボックス社。定番シリーズ「シグネチャーレンジ」改め「コアコレクション」から、新商品「クリムゾンカスク」.。ブレンド率72.4%がシェリー樽熟成原酒。加えて、少量のバーボンカスク、アクセントのヘビーチャーしたフレンチオークのブレンドが素晴らしいバランスを組み立てています。
※スパイスツリーとスパニアードをミックスしたイメージ、素晴らしくリッチでエレガント、熟成感もあり、奥から完熟したフルーティーなテイストとフィニッシュに向けてスパイシーなテイストがバランスよく拡がります。
骨格を創るシェリーカスクと少量のバーボンカスク、アクセントのヘビーチャーしたフレンチオークのブレンドがこの素晴らしいバランスを組み立てているのでしょう!
【ブレンドレシピが公開されています】
アベラワー村近郊の蒸留所(たぶんグレンアラヒ)のファーストフィルオロロソシェリーバット11か月フィニッシュ26.9%、ファーストフィルオロロソシェリーバット8.4%
グレンマレイ蒸留所のファーストフィルシェリー4年フィニッシュ31%、リフィルレッドワイン樽5.8%
ベンリネス蒸留所のファーストフィルバーボン14.5%
ティーニニック蒸留所のファーストフィルシェリーバット6.1%
ハイランド産ブレンデッドモルトのヘビートーストフレンチオーク7.3%
【オフィシャルテイスティングノート】
クローヴとカルダモンの入ったチョコレートファッジのケーキ、かすかなプラムジャム&赤スグリのゼリー、リッチなチェリー、トフィーにオーク樽、フィニッシュにレーズン、ハニー&ブラウンシュガー。
コンパスボックス社はジョン・グレイサー氏が、2000年に創業しました。同社の新しいことに挑戦する姿勢が認められ、多くの人々から賞賛を受けており、ウイスキーマガジン誌の「イノベーター(革新者)オブザイヤー」を4度も、またウイスキーアドヴォケート誌の「パイオニア(開拓者)オブザイヤー」を2度受賞するなど、>市場での評価は高まる一方です。
今年、ジョン・グレイサー氏は一線を退き、共にブレンディングを担当していたジェームス・サクソン氏が、新しいウイスキーメーカーとして精力的に限定品のリリースを重ねています。今回ご紹介するのは、同社の定番シリーズである「シグネチャーレンジ」改め「コアコレクション」から、新商品となる2種類「ネクタロシティ」と「クリムゾンカスク」が発売されました。
新しい定番は「ピートモンスター」、「オーチャードハウス」に加えてこの2種となり、「スパイスツリー」及び「ストーリーオブザスパニアード」は製造終了となりました。
新しいウイスキーメ-カー、ジェームス・サクソン氏が作り出す次世代のコンパスボックスにぜひご期待ください!
John Glaser ジョン・グレイサー氏
コンパスボックス社の創業者
ブレンディングを全て一人で手がけていた John Glaser ジョン・グレイサー氏は、ジョニーウォーカーのグローバルマーケティングディレクターとして活躍していたアメリカ人です。
2024年に製造事業から引退し、ブレンド責任者は、 James Saxon 氏に替わっています。
2000年にジョニーウォーカーを離れコンパスボックスウイスキー社をロンドンで立ち上げました。
ウイスキー作りを芸術に見立て、最高の作品を作るべく日々ブレンディングに取り組んでいます。
彼が試みているのは、今までに無いアイデアで新しいスタイルのウイスキーを作り上げること。
時には、法律で定められているスコッチの定義に当てはまらない「スコッチ」を造りだし、税務署から「これはスコッチではない」と認定されることもありました。
彼のウイスキーに対する挑戦は既に多くの人々から賞賛を受けており、ウイスキーマガジン誌の「イノベーター(革新者)オブザイヤー」を4度も、またウイスキーアドヴォケート誌の「パイオニア(開拓者)オブザイヤー」を2度受賞するなど、その功績が広く認められています。
また、彼が作り出したウイスキーは通算で40以上の賞を受賞するなど、世界中がその品質の高さが認められています。
スコッチウイスキーの新たな地平を切り開き続ける最先端のスコッチを、是非ともご体験下さい。
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