Johnnie Walker ”BLUE LABEL”

1987年に発売開始された当時は ‘Johnnie Walker's Oldest’の名前。

ジョニーウォーカーからブレンドレシピを学んだ息子Alexander Walkerが1867年に製造した"Old Highland Whisky"を再現することを目指して製造されました。

1992年にBlue Labelに名称変更。

90年代後半に外箱のデザインが変更されました。

このボトルはBlue Labelと名称変更された直後の1992年以降、90年代前半に発売されたボトル。

グレーンウイスキーは、Cameronbridge キャメロンブリッジと消滅したPort Dundas ポートダンダス。

キーモルトは、Benrinnes, Cardhu, Mortaach, Dailuaine, Royal Lochnagar, Clynelish,Caol Ila。

Coleburn、Broraをはじめ、消滅した蒸留所原酒も含むと言われています。

特筆すべきは、初期ボトルには、ローランドの消滅蒸留所Auchtertoolの原酒が含まれていたこと。

ブルーラベルには、1万樽の原酒から最優秀な樽を1樽選ぶ割合で選ばれた最優秀の樽原酒が使われていると言われています。

熟成年数は、Oldestには熟成年数15年-60年と明記されていましたが、ブルーラベルに名称変更後は熟成年数表記が無くなりました。Blue Labelの熟成年数は7年-50年と言われています。

出荷量は1992年の発売開始から1997年までの6年間で5万ケース30万本が出荷されました。単純計算で1年に50,000本という希少な高級品でした。

度数は、新世紀に入り40 %volに変更となっています。