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地域 Campbeltown キャンベルタウン
蒸留年代 1980年代
瓶詰年代 1990年代
熟成年数 10年
アルコール度数 46 %vol
容量 70 cl
ボトラー Wm Cadenhead ケイデンヘッド社
シリーズ MOIDART
ボトルタイプ Limited: 限定品
  • オススメ

MOIDART 10年 1990年代 CADENHEAD'S PURE MALT SCOTCH  

販売価格(税込):
34,320
数量:
商品コード:
121-M2
商品概要:
ケイデンヘッド社が2000年頃まで発売していたピュアモルト。ケイデンヘッドはスプリングバンク蒸留所と同資本。90年代当時はピュアモルトと呼ばれていたブレンドモルト。スプリングバンクとブルイックラディのブレンドではないかと言われていますが、私の手元に確証となる資料はありません。ボトルの形状は90年代のスプリングバンク10年と同形です。
蒸留所/ブランド:
Springbank(スプリングバンク, ロングロウ, ヘーゼルバーン)
蒸留所/ブランドURL:
https://www.cadenhead.scot/
関連カテゴリ:
新入荷
ボトラー瓶詰業者 > ウイリアム・ケイデンヘッド社 Wm Cadenhead
輸入業者/販売会社 > オールド・リバー・ウイスキー ARW
スコッチウイスキー > ブレンデッド・モルト
スコッチウイスキー > ブレンデッド・モルト > オールドボトル
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My King has landed in


MOIDART


AGED 10 YEARS


PURE MALT SCOTCH WHISKY 


70 cl  46 %vol


スプリングバンク蒸留所と同資本のケイデンヘッド社のブレンドモルトスコッチウイスキー。


1990年代ボトル。プリングバンクとブルイックラディのブレンドモルトと言われていますが、確実な参考資料はありません。


かつてジョニーウォーカーブラックと同様の角形ボトルのブレンドスコッチも発売されていました。


多くのスプリングバンクのボトルと同様に46%で瓶詰されています。


 


Rebert W. Duthie & Company


1906年にウイリアム・ケイデンヘッドの後を継いだ甥のRobert W. Duthieによって、ケイデンヘッド社は発展しました。その2代目の名前を冠したケイデンヘッド社の子会社。


Robert W. Duthieは、シングルモルトの他に、ブレンドモルトを世に出すことに力を注ぎました。その精神を受け継ぐボトルがこのMOIDART。


2000年初頭まで、今や伝説となっている特別の銘酒を世に出してきました


 


William Cadenhead と Robert W. Duthie、そして、ケイデンヘッド社の身売り


1858年にアバディーンで前のオーナーから従業員のウイリアム・ケイデンヘッドが会社を受け継ぎ現在のCadenhead社がスタートします。


会社を1904年に引き継いだのが甥のRobert Duthie


おじさんのCadenheadが蒸留所から調達した原酒をシングルモルトとして瓶詰していたのに対して、Duthieはモルトをブレンドすること(バッテドモルト)を試みました


The Heilanmanと Putachiesideというバッテドモルトが発売されました。           


Robert Duthieが1931年に帰幽した後、ビジネスは妹が受け継ぎました。


しかし、業界知識が無く、従業員任せで、その従業員も会社が保有する原酒の価値が判らず、また商業に疎いにもかかわらず、時代やウイスキー業界の売上動向に合わせて会社を変化させることを拒んだため、倉庫に原酒が一杯に貯まる一方となり、会社は借金が増えていきました。


ついに1972年オークション会社のクリスティに在庫処分の投げ売りfire saleをすることになりました。


借金は返済され、オークションで貴重なモルトを手に入れた愛飲家は大変喜びました。


そして会社は、スプリングバンク蒸留所を運営するJ. & A. Mitchell and Co.に身売りとなりました。


 


このようにして、ケイデンヘッド社がスプリングバンク蒸留所の経営となってから、発売されたブレンドウイスキーがこのMoidart。


ケイデンヘッド社でかつてモルトのバッティングを試みたRobert Duthieの心意気を引き継ぎ、2000年の初頭まで、このブレンドウイスキーが販売されました。


 

数量:

商品の特徴

SPRINGBANK 歴史 

グレンフィディック、マッカラン、グレンファークラス、グレンリベット、ボウモア、ラフロイグ、ハイランドパーク等と並んで、最も人気の高い蒸留所の一つ。


スコッチ愛飲家が好きな蒸留所を5つ挙げる場合、大概入ってくる職人気質の蒸留所で、大手企業に属さない独立資本による数少ない蒸留所の一つでもあります。


スコッチモルトウイスキーの老舗ボトラー William Cadenhead 社は、スプリングバンク蒸留所の運営会社の経営で、同一資本。瓶詰もスプリングバンク蒸留所で行われています。


1828年 Mitchel 兄弟により合法的な蒸留所が創業された。その以前には彼らの父が非合法の蒸留所を運営していたと言われている。


現在も、Mitchel家の子孫が蒸留所を所有している。


2回半蒸留を することで有名な蒸留所。(Benrinnesは2007年に2回半蒸留を取り止め) 


近接蒸留所のグレンスコシアもスプリングバンクの技師が派遣されて蒸留製造を行っています。


蒸留所では、Springbank の他に、Longrow と Hazelburn というウイスキーを製造している。Longrow と Hazelburn は2回のみ蒸留。Longrow はピートの使用率が高いヘビーでスモーキーなウイスキー


Hazelburnはピートを使用しないライトで華やかなウイスキー、Springbankはそれらの間の中道のウイスキー


 


【歴史】


1811-1827年 この間、キャンベルタウンの蒸留器製造技師 Robert Armourが400器の蒸留器を製造したことを"Still Book of Campbeltown"に記録しており、顧客名簿に、スプリングバンク創業者William Reidの姓名のReidとMitchellの姓名が載っている(スプリングバンク非合法時代)。


1828年 William Reid が 合法的な蒸留免許を取得、スプリングバンク蒸留所を創業


1837年 非合法から合法化した他の蒸留所と同様に経営が難しく、義理の兄弟 John and William Mitchellに売却


1872年 William Mitchellが引退し、Johnの息子のAlexanderが経営に参加


1897年 J & A Mitchell と社名変更(John & Alexander Mitchell)


19世紀末~20世紀初頭 ウイスキーブームで好況。キャンベルタウンは海を隔ててグラスゴーに近く、地元に石炭層があったため、35蒸留所が栄え、スコットランドのウイスキー製造の中心地となった。ウイスキーの基本的な性格はオイリーでスモーキーだった。


1910年~20年代 第一次世界大戦(1914~1918)とアメリカ禁酒法(1920年~1933年)により業界不況。


スプリングバンク、グレンスコシア、ヘーゼルバーンを除き、32蒸留所が消滅


1926年 閉鎖 


1933年 アメリカ禁酒法が破棄され、製造再開


1960年 フロアーモルティング廃止


1969年 ボトラー William Candeheadを買収


1979年 閉鎖


1987年 オーナーHedley Wright (John Mitchellの玄孫(4代後の子孫)がブレンダーへの供給を止め、シングルモルトとしての販売に経営方針を転換


1992年 フロアーモルティングを再開


1997年 ヘーゼルバーンを製造開始


1999年 世界で最初の有機ウイスキー Dha Mhile を発売

FACTS 基本情報

大手企業に属さない独立資本による数少ない職人気質の蒸留所の一つ


設備は断然古い。今は存在しないミル製造会社であるBoby社製の麦芽粉砕機を使い、蓋をしない鋳鉄製の糖化槽、カラ松製の発酵槽、3器の蒸留器のうち1器は直火蒸留、ワーム式コンデンサーなど。


蒸留所では3種類のモルトウイスキーを製造している。ミディアムピートのスプリングバンク、ヘビーピートのロングロウ、ノンピートのヘーゼルバーン。


発酵時間はかなり永く、100時間以上かけ、自重が大きくならないようにすることで、アルコール度数が低めの発酵液ができ、同時に、エステル化合物が高い割合でできる。次に、このフルーティな基本的性格をもった発酵液は、どのようなウイスキーを造るか、そのスタイルに応じて、3回の異なる方法で蒸留される。


 


【2回半蒸留について】スプリングバンクは部分的な3回蒸留を行っている。


初留釜(wash still)は直火で、通常のローワインを製造。その中心部分は後留釜(spirit still)に仕込まれる。蒸留し始めの部分(ヘッズ)と蒸留の終わり頃の部分(テール)の初留液は、再留釜(intermediate still)で再留される。再留釜にはワームタブ冷却槽がつながっている。それにつながる受け容器であるフェインツ・レシーバーには、後留釜(spirit still)で蒸留されたヘッズとテールも入ってくる仕組みになっている。初留釜と後留釜につながっている冷却槽はシェル&チューブ型。


フェインツレシーバーに貯まった蒸留液(全体の80%)と、初留釜で蒸留された蒸留液の中心部分(20%)が、後留釜(spirit still)に仕込まれる。


後留を行って、71-72%のスピリッツを回収する。軽めのスモーキーさ、オイリー、香りが繊細で、芳しく、同時に、パワフル。


ロングロウは、比較的に重量感があり、スモーキーで、その原料の麦芽が、その性格に重要な役割を果たしている。初留の直火蒸留と2回目の蒸留でワームタブの冷却槽が使われていることも、その性格に重要な役割を果たしている。ロングロウはスプリングバンクに比べて68%という低いアルコール度数で蒸留液を回収。 ヘーゼルバーンは典型的な3回蒸留が行われていて、74%-76%で蒸留液を回収。


 


【製造に関する基本情報】


年間製造量:年間75万リットル(純アルコール換算)


麦芽:キャンベルタウン原産、東ハイランド原産


麦芽のフェノール値:スプリングバンク(8-10ppm)、ロングロウ(50ppm*アードベッグ並み)、ヘーゼルバーン(0ppm)


糖化槽:鋳鉄製


発酵槽:カラ松製


蒸留器:タマネギ型3器 


加熱方式:初留釜は直火と水蒸気やかんの併用。再留・後留釜は水蒸気コイル


熟成庫:ダンネージ式とラック式


熟成樽:典型的なバーボン樽、シェリー樽、リフィルカスク(再貯蔵樽)、その他に、ワイン樽、ラム樽、rundlet(60リットル樽)、kilderkin(50リットル樽)で熟成されている。


シングルモルト出荷割合:99%(残りは自社のブレンドウイスキーCampbeltown Loch用)

参考 ブレンドウイスキー MOIDART 角ボトル 熟成年数表記無

このボトルは容量度数表記も熟成年数表記もないモイダートのボトルです。日本には入っていなかったのではないかと思われます。


80年代までは、ケイデンヘッド社の名義ではなく、R. W. DUTHI & COMPANY (ケイデンヘッドの甥ロバート ウィリアムダッシー)の名義で発売されていました。


ダッシー社自体がモルトマニアに人気を博し、知られるようになったのは、1972年のJ&Aミッチェル社がケイデンヘッドを買収した以降で、1980年代〜90年代にイタリアのボトラーサマローリやカリフォルニア州の Corti Brothers などに原酒供給や瓶詰めをして、それらのボトラーが伝説的ブランドに成長し、一部マニアの間ではコレクターズアイテムとして大きな影響を与えてきました。

モイダートブランドがリリースされたのは、1980年前後と思われ、同ブランド自体も90年代には消滅しています。  

モイダートのラインナップは、年数表記無、10年、12年、15年、21年、25年、30年ものなどのピュアモルト(バテッド)やブレンデッドがリリースされていますが、主に日本に流通していたのは12年もののブレンデッドになるかと思います。


2000年を過ぎてモルトブームとなる直前までは小売市場に残っていました。


 

William Cadenhead 1818-1904

 


Cadenheadの起源は、George Duncan が1842年にアバディーンで創業した店。


Duncanの1859年の逝去に伴い、店員のWilliam Cadenheadが店を引き継ぎ、店名をCadenheadに変更。


2017年が創業175年の節年だった。


ノンチルフィルターとノンカラーリングをポリシーとし、175年以上の歴史が積み上げた蒸溜所とのコネクションと磨かれた目利きによる品質の高さは他の追随を許しません。


1972年当時ケイデンヘッド社は負債を抱えており、会社存続の危機に瀕していたため、保有するシングルモルトをロンドンのクリスティーズオークションに出しました。それによりマニアは貴重なボトルを非常に安価に手に入れることができ、会社の負債を完済することができましたが、それを機会に会社オーナーは業界を引退し、残された樽原酒と会社はスプリングバンクのオーナー会社ミッチェル社  J. & A. Mitchell and Co. が買収しました。

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