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地域 Islay アイラ島
蒸留年代 1970年代
瓶詰年代 1980年代
熟成年数 12年
アルコール度数 40 %vol
容量 表記無(実質50ml)
シェリー
ボトラー Gordon & Macphail ゴードン&マクファイル
シリーズ THE PRIDE OF SERIES プライド・オブ・シリーズ
ボトルタイプ Old: オールドボトル
  • オススメ

PRIDE of ORKNEY 12年 ブレンドモルト(ハイランドパーク+スキャパ) 

販売価格(税込):
2,420
数量:
商品コード:
173-PL-3
商品概要:
老舗ボトラーのゴードン&マクファイル社がオークニー島のスキャパとハイランドパークをブレンドしたブレンドモルト。ボトルの裏に製造ロットの印字の無い1990年以前のボトリング。
蒸留所/ブランド:
Port Ellen(ポート・エレン)
蒸留所/ブランドURL:
http://www.gordonandmacphail.com/
関連カテゴリ:
新入荷
ミニチュア/試飲用ミニボトル
ボトラー瓶詰業者 > ゴードン & マクファイル社 Gordon & Macphail
シェリー樽熟成
輸入業者/販売会社 > オールド・リバー・ウイスキー ARW
スコッチウイスキー > ブレンデッド・モルト
スコッチウイスキー > ブレンデッド・モルト > オールドボトル
ポイント: 0 Pt

PRIDE of ORKNEY 12年


瓶詰会社:Gordon & Macphail ゴードン・アンド・マクファイル社が自社保有するスキャパとハイランドパークをブレンドした「バッテド・モルトウイスキー」。現在の言い方ではブレンドモルトウイスキー。


ラベルの裏に印字の無い1980年代フラットボトル。


スキャパはシングルモルトとしてのオフィシャルボトルが発売されていなかった70年代から、GMが蒸留所の認可を受けて準オフィシャルボトル「蒸留所ラベル」を発売してきました。その発売は、スキャパがオフィシャルボトルの発売を始めても続いています。


ハイランドパークは、GMが記念年に特別のボトルを発売したり、コノサーズチョイス以外のシリーズで、時々発売してきました。また、子会社のJAS GORDON社がCASK STRENGTH ボトリングを発売してきました。

数量:

商品の特徴

Gordon & Macphail ゴードン & マクファイル社   

写真はエルギンのGM倉庫


1895年 James GordonJohn Alexander MacPhail により食料品小売店として創業


創業時の店の基本的な方針は「顧客に好まれる価格で優れた商品を提供すること」 「顧客に最大限の満足を与えること」


John Urquhart が15歳で最初の従業員の一人となる。樽の選定とモルトウイスキーのバッティングに才能を発揮。


店舗で販売していたスペインのシェリー樽にモートラックなどの近隣の蒸留所のニュースピリッツを詰めて熟成することを始める。


1915年 創業者のJohn Alexander MacPhailが引退し、その2週間後にもう一人の創業者である James Gordon が急死し、John Urquhartが経営を継承する。


以来、今日まで、The Urquhart Family ウルクハート家が家族経営を継続している。

Highland Park ハイランドパーク FACTS 基本情報

Highland Park Distillery


Holm Road, Kirkwall, Orkney


KW15 1SU United Kingdom


PHONE:+44 1856 873107


 


1798年から続く、ハイランドパークでは、その伝統への敬意が、製品を産み出す中心的な力となっており、その特徴を産み出す原動力となっていますが、他のウイスキーとハイランドパークを区別するのは、他でもない、オークニーの風土そのものです。


オークニー諸島は、古代ギリシャ、ローマ文学で、Ultima Thele (アルティマ・スーリー「最も遠いスーリー」)と呼ばれた場所。


「人間が知っている世界の向こう側にある遠く離れた場所」。その地にあるハイランドパーク蒸留所では、人間の知らない未知の魔法のようなことが起こり、その結果、荒々しくも、同時に調和のとれた香味が生み出されます。


ハイランドパークの特徴は、麦芽乾燥に使っているピートの特徴に由来しています。


ピートは何千年もの間、何千年もの間に堆積して腐食した植物からできています。元になる植物はスコットランド各地で異なります。それを乾燥し燃やしたときに発生するフェノール(煙のような香り)は各地の植生に応じて異なるものとなります。


スコットランド本土のピートは、比較的、スモーキーさが強いものになります。木に由来するリグニンが比較的多く含まれているためです。アイラのピートは海藻が含まれており、クレゾール(タールのような香り)が比較的多く含まれています。


それらに対して、オークランド諸島のピートはミズゴケとヘザーから出来ているため、本土やアイラのものとは異なる香りとなり、比較的スモーキーさは軽い一方で、香気は強く、ヘザーの香りがあります。


ハイランドパークではピートは蒸留所のキルンで焼かれ、それによって製麦されたスモーキーさの強い麦芽は、1回毎の糖化に使われる麦芽の量のうち20%を占めています。


残りの80%の麦芽はスコットランド本土産のピートを焚かない麦芽を麦芽製造会社から購入して使っています。


ハイランドパークのもう一つの特性はその後の熟成に由来します。2004年以降シェリー樽を100%使用しています。


樽材はヨーロッパオークとアメリカンオークを併用しており、また、再貯蔵樽も使用しています。


シェリー樽によって、比較的軽いスモーキーさと、香味と、フルーツの味に、深い芳醇さが加えられます。


製造能力 年間250万リットル (ピュア・アルコール換算)


発酵時間 52時間-96時間


シングルモルトとしての製造販売率 33% 


1回の製造工程(one batch)で使用する粉砕麦芽の量 6.4トン


麦芽のフェノール値 3ppm 未満


水源 蒸留所下のクランティット Crantit の井戸水で中硬水


※ 硬水は鉄やマンガンなどが着色などの悪影響を及ぼすため醸造には不向きとされ、多くの蒸留所では軟水を使っている。しかし、カルシウム、マグネシウム、亜鉛などはウイスキー酵母の増殖に必須なミネラルであり、また、カルシウムは酵素のはたらきにも影響するので、水の硬度だけでは、ウイスキー製造用の仕込水としての適性を判断できない。


ハイランドパークは、スキャパ、グレンリベット、ストラスアイラ、オーバン、グレンモーレンジと並んで、中硬水を使って銘酒が造られることを証明する代表的な一例。


※ 中硬水は、WHO(世界保健機構)の水質ガイドラインでは、硬度60度までを軟水、硬度120度までを中硬水(中程度の軟水)、硬度180度までを硬水としています。それ以上の場合は、高硬水としています。


硬度は水に含まれるカルシウムとマグネシウムの量で計算します。硬度=(カルシウム量×2.5)+(マグネシウム量×4.1)。


硬度1度=1mg/1リットル。1リットルの水に、(カルシウム量×2.5)+(マグネシウム量×4.1)=1mgの場合、硬度1とします。


例えば、1リットル中に、カルシウム20mg、マグネシウム13mgがあったとすると、硬度=(20×2.5)+(13×4.1)=103.3となり、61度以上で、120度までですので、「中硬水」ということになります。


糖化槽 ステンレス製セミローター式(*写真参照)


酵母 Kerry M & MX


麦芽 Simpsons 社から調達  


発酵槽 木製12槽 容量3万6千リットル / 仕込量2万9千リットル 


初留釜 プレーン(ストレート)型2器 / 容量18,000リットル / 仕込量14,500リットル


再留釜 プレーン(ストレート)型2器 / 容量12,000リットル / 仕込量9,000リットル


加熱方式 水蒸気コイル加熱


冷却器 シェル & チューブ


ニューメークスピリット度数 70%


樽詰度数 69.5%


熟成庫 シェリーバット樽2万8千樽分

SCAPA スキャパ蒸留所

写真は第二次大戦前のスキャパ蒸留所


スキャパの特徴は、ノンピート麦芽を100%使用していることと、初留釜に1959年設置のローモンドスティルをノーマル・スティル(ローモンドスティルとしてではなく、通常のポットスティルとして)使用していることです。


ローモンド式蒸留器はロッホローモンド蒸留所でも使用されていますが、スキャパのローモンド式蒸留器には中に精留板が設置されていない独自の蒸留器です。それを1979年以降通常のポットスティルとして使っています。ローモンドスティルで蒸留したスピリッツは概してオイリーな酒質となると言われています。


仕込水は、蒸留所周辺の泉を使用。中硬水。


※ 硬水は鉄やマンガンなどが着色などの悪影響を及ぼすため醸造には不向きとされ、多くの蒸留所では軟水を使っている。しかし、カルシウム、マグネシウム、亜鉛などはウイスキー酵母の増殖に必須なミネラルであり、また、カルシウムは酵素のはたらきにも影響するので、水の硬度だけでは、ウイスキー製造用の仕込水としての適性を判断できない。


スキャパは、ハイランドパーク、グレンリベット、ストラスアイラ、オーバン、グレンモーレンジと並んで、中硬水を使って銘酒が造られることを証明する代表的な一例。


※ 中硬水は、WHO(世界保健機構)の水質ガイドラインでは、硬度60度までを軟水、120度までを中硬水(中程度の軟水)、180度までを硬水としています。それ以上の場合は、高硬水としています。


硬度は水に含まれるカルシウムとマグネシウムの量で計算します。


硬度=(カルシウム量×2.5)+(マグネシウム量×4.1)


硬度1度=1mg/1リットル。1リットルの水に、(カルシウム量×2.5)+(マグネシウム量×4.1)=1mgの場合、硬度1とします。


例えば、1リットル中に、カルシウム20mg、マグネシウム13mgがあったとすると、硬度=(20×2.5)+(13×4.1)=103.3となり、61度以上で、120度までですので、「中硬水」ということになります。


 


 


◆ HISTORY 歴史


1885年 Macfarlane & Townsend によって操業開始


1919年 Scapa Distillery Co.が蒸留所を買収するも、火災で損害を受ける


1934年 破産


1936年 Bloch Brothersが買収し、操業再開


1954年 カナダのHiram Walkerが買収


1954年 蒸留所建物を再建


1959年 ローモンド式蒸留機を導入


1979年    ローモンド式蒸留器の製造許可証が更新されず無効となる


1987年 アライドライオンズ社がハイラム・ウォーカー社を買収


傘下の蒸留所(アードベッグ、ミルトンダフ、スキャパなど)を手中に入れる


1994年 蒸留所閉鎖。蒸留設備を保全するためにハイランド・パークの技師が時々、蒸留を継続


2004年 12年終売とし、14年を発売開始。200万ポンドを掛けて蒸留所を修繕


2005年 ペルノリカール社がアライドメック社を買収


2015年 観光案内所を開設

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