商品の特徴
BALVENIE バルベニー蒸留所 FACTS 基本情報
所在地はダフタウン
グレンフィディックの北300m、キニンビーの西50m、熟成庫のある閉鎖蒸留所コンバルモアの南300m
モートラックの北2km、ダフタウンの北3km、グレンダランの北北西2km
面積12エーカー(=48,500㎡)
元々は Glen Gordon という名称で知られていました。
その名前は廃墟となっている隣接の古い巨城に由来します。
その後に再建された建物も放置されていましたが、それが現在の製麦場になっています。
ブレンドウイスキー Grant's のモルト供給源として製造されていました。
シングルモルト販売開始後も、グレンツのモルトを製造するという基本的な目的のため、シングルモルトの販売は控えられてきました。
2023年現在、11器の蒸留器を有する大きな蒸留所ですが、使用する麦芽の15%をフロアーモルティング(床の上で人力により行う古式の製麦方法)によって蒸留所内で作っており、それとピートによる麦芽の燻蒸(5ppmのライトピーテッド)が、バルベニーの蒸留したてのスピリッツの味わいに影響を与えていると信じられています。
面白いことに、バルベニーの蒸留器を複製したキニンビーとアイルサベイのニューメイク・スピリッツの酒質は、バルベニーと異なったものになっています。
バルベニー蒸留所は、樽熟成を2種類の樽で段階的に行う「フィニッシュ」を早期に始めた蒸留所の一つ。
Double Wood 12年は、バーボン・バーレルで初熟し、シェリー樽で短い期間、後熟したもので、1993年に発売。
Founder's Reserve は、コニャックスタイルのボトルが1980年代から発売されており、90年代初めまで販売されていましたが、90年代ボトルには熟成年数10年が記載されます。2005年頃に終売となっています。
Single Barrel 15年は1994年に発売開始、2015年終売。
ポートウッド21年は1997年に発売開始。瓶詰・発売年の1997年は、筒にその記載があります。
HISTORY 歴史
1892年 グレンフィディックの所有者W.&J.Grant社が、ラガブリンとグレンアルビンの中古蒸留器を購入してグレンフィディック蒸留所の北300mに建設
1893年 蒸留開始
1957年 蒸留器を2器増設
1965年 蒸留器を2器増設
1971年 蒸留器を2器増設
1973年 最初のオフィシャル・シングルモルト・ボトルを発売
Founder's Reserve 発売開始
1980年代 バルベニークラシック(18年)を発売
1990年 キニンビー蒸留所をバルベニーの敷地内に別建物として建設。それにより、バルベニーのシングルモルトの販売が増加
1993年 Founder's Reserve 10年コニャック型ボトルを終売とし、ボトル形状を変更。Doube Wood 12年発売開始
1994年 SINGLE BARREL15年 発売開始
1997年 Portwood 21年発売開始
2007年 アイルサベイの建設により、バルベニーのシングルモルト販売量を増量することができ、シングルモルトブランドとしてブランド力が急成長
2010年 Balvenie Tun 1401 Batch No.1発売
2014年 Balvenie Tun 1509 を発売(1401を再現したもの)
Mr. David Stewart
Balvenie Classicをはじめ、DOUBLEWOOD を創り出した製造責任者デヴィッド・スチュアート氏
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