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地域 Lowland ローランド
蒸留年代 1940-50年代
瓶詰年代 1950-60年代
熟成年数 約14年
アルコール度数 70°proof (= 40%vol)
容量 表記無(26 2/3fl.ozs.=756ml) 
ボトラー official bottling (Haig < DCL)
ボトルタイプ Old: オールドボトル

Dimple ディンプル Tin Cap 1950-60年代 英国流通品 箱入(A)

販売価格(税込):
20,680
申し訳ございませんが、只今品切れ中です。
商品コード:
SB-5
商品概要:
DIMPLEはHAIG社の中心的なブランドで1893年に世に先駆けて発売されたブレンドスコッチの草分け的存在。現行品が12年熟成原酒をベースとしているのに対してこのオールドボトルは14年熟成原酒がベースとなっています。キーモルトはグレンキンチー、リンクウッド、グレンロッシー。グレーンはもちろんHAIG社のキャメロンブリッジ。
蒸留所/ブランド:
Glenkinchie(グレンキンチー)
蒸留所/ブランドURL:
https://www.diageo.com/en
関連カテゴリ:
アーカイブ 保管庫 (売切)
ポイント: 0 Pt

DIMPLE ディンプル Haig & Haig Ltd. ( John Haig & Co. Ltd.) 


「ディンプル」は、モルトウイスキーとグレーンウイスキーをブレンドして作ったいわゆる“ブレンデッドスコッチ”の草分け的存在です。最も古い醸造家として知られるジョン・ヘイグにより、1890年に世に先駆けて発売された歴史あるウィスキーです。


また、このボトルをはじめ「ディンプル」のオールドボトルは、14年以上熟成の原酒をベースとして使用していたと言われています。現在は12年となっています。


スコッチの分野では、現在、世界第4位の販売量を誇るビッグブランドで、世界20ヶ国のこだわりのバーやウイスキー愛好家に支持されています。


1987年には、インターナショナル・ワイン・アンド・スピリッツでの品評において、デラックス・ウイスキー部門で金賞を受賞しました。


ディンプルのキーモルトは、ローランドモルトGlenkinchie、スペイサイドGlenlossie、Linkwoodと言われています。グレーンウイスキーはもちろんHaig社の中心的蒸留所Cameronbridge キャメロンブリッジ。


グレンキンチーの柔らかく甘い芳香と、数種類の熟成したハイランドモルトが持つスモーキーなピート香が絶妙にブレンドされ、個性的な味わいに仕上がっています。


また、創業者ジョン・ヘイグ氏の“ブレンドには充分に熟成したモルトのみを使用すべき”との信条から、通常の12年とは異なる14年熟成原酒がブレンドの核として使用されたと言われています。その長期熟成原酒による角のとれたまろやかさには定評があります。


外見は、一目でそれと分かる、ボトルの3面に「ディンプル(くぼみ、えくぼ)」をもつ独特の形状をしています。ボトルに巻かれたワイヤーは、1890年の発売当時に輸出品が荒海を航海する際、コルク栓が飛び出してしまわないように巻かれたのが始まりです。その機能性が不要となった現在でも「ディンプル」の象徴として巻かれています。

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商品の特徴

CAMERONBRIDGE FACTS & HISTORY 基本情報と歴史

所在地は、エジンバラからフォース湾を挟んで北北東に直線距離で約40kmのファイフ地区リーブンのウインディーゲート。


西12kmにインチデアニー蒸留所、北15kmにダフトミル蒸留所、東30kmにキングスバーンズ蒸留所がある。


ヨーロッパ最大のグレーンウイスキー蒸留所で、世界最大の酒造会社Diageoの基幹グレーンウイスキー製造所


実験製造用のポットスティルも備えており、その建物をLEVEN DISTILLERY リーブン蒸留所と呼んでいる。実験用のためそのモルトウイスキーが製品化されたことはない。


自社のグレーンウイスキーをシングルグレーンウイスキーCameron Brig のブランド名で継続的に製品化してきた唯一のグレーンウイスキー蒸留所。


創業 1824年 


創業者 John Haig 


 


1655年 Robert Haigが安息日にウイスキーを蒸留したという罪で教会の長老たちの面前にしょっ引かれたという記録がある。


1751年 Robert Haigの4代後の男子・玄孫のJohn HaigがMargaret Steinと結婚。


当時、ステイン家はすでにフォース湾の奥のキルバーギー蒸留所とケネットパン蒸留所を営んでいた。その4人の子供たちもみなスコットランドとアイルランドで蒸留業を開始。末っ子のWilliam Haigがセギー蒸留所とキンケープル蒸留所をファイフで創業。


1824年 William Haigの長男 John Haigが、父と同じく、ファイフでキャメロンブリッジ蒸留所を創業


1829年 John Haigの従兄弟Robert Steinが発明し、自身のステイン家がキルバーギー蒸留所で使っていたパテント・スティル(特許取得済み連続式蒸留器)を導入


パテントスティルは1929年まで使われていた。


1865年 同業グレーンウイスキー業者8社と提携


1877年 同業グレーンウイスキー業者5社と企業合併し、DCL (Distillers Company ltd)を設立


【DCL創設メンバー】


キャメロンブリッジ蒸留所(ヘイグ社)


ポートダンダス蒸留所(マクファーレン社)


カースブリッジ蒸留所(ジョン・ボールド社)


グレンオーキル蒸留所(マクナブ・ブラザーズ社)


キャンバス蒸留所(ロバート・モーブレイ社)


カークリストン蒸留所(スチュアート社)


1880年代には、ロバート・ステイン・パテントスティル2器、イーニアス・コフィースティル2器、アイリッシュポットスティルウイスキー製造用のポットスティル1器が稼働していたことが、アルフレッド・バーナードの訪問時に確認されている。コフィスティルは拡大・改良されて、現在も使用されている。


1893年 ブレンドウイスキー Dimple Haig (Pinch) 発売開始


1929年 ロバート・ステイン・パテントスティル導入から100年後、パテントスティルを撤去


1998年  Diageo の Gordon’s and Tanqueray ジンと、Smirnoff vodka もここで製造開始。


2007年 4,000万ポンド(64億円)をかけて蒸留所を拡張


2010年  Port Dundas蒸留所が閉鎖となって、Diageoが100%資本を所有する基幹グレーンウイスキー蒸留所となっている。


エジンバラ西のNORTH BRITISHはエドリントングループと共同経営


2014年 Haig ClubシングルグレーンウイスキーをDavid Beckhamを広告塔として発売し、マニアだけが知っていたシングルグレーンが世界的に広く知られることになった。

キャメロンブリッジ蒸留所に引いていた鉄道線路

キャメロンブリッジ蒸留所に引いていた鉄道線路跡地 (現在)

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